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2012年11月29日(木) 19:14 |
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四国電力が電気料金を値上げへ
四国電力の千葉社長は29日の定例会見で、電気料金の値上げに踏み切ることを明らかにしました。 年明けに政府に値上げを申請する方針で、料金値上げは33年ぶりのことです。
四国電力の千葉社長は、効率化の取り組みだけでは収支の改善を図ることは極めて困難だとして、電気料金の値上げに踏み切ると述べました。 四国電力は、愛媛県の伊方原子力発電所の全面停止に伴って、火力発電所の燃料費などが増えたため、今年9月の中間決算で150億円の最終赤字を計上しています。 このため先月、経営効率化特別委員会を設けて対策に取り組んできましたが、経営状況の改善が見込めないために電気料金の値上げを決め、年明けに政府に申請を行うということです。 値上げの幅や時期は、今後検討するとしています。 料金が値上げされるのは1980年以来33年ぶりです。 四国電力は今後、人件費の削減などでさらに合理化や効率化を図り、料金値上げについて利用者の理解を求めていくとしています。
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