ホーム > 報道・広報 > 報道発表資料 > 中国遼寧省大連市での口蹄疫の発生への対応について
平成24年11月28日
農林水産省
中華人民共和国(以下「中国」という。)遼寧省大連市での口蹄疫の発生を受け、農林水産省は、平成24年11月26日(月曜日)以降、中国からの中国産稲わら等の輸入検疫証明書の発行を停止しています。 現在、家畜衛生上の問題がないか中国政府に確認しているところであり、確認ができるまでの間、この停止を継続します。 あわせて、各都道府県に対し、飼養衛生管理基準の遵守や畜産関係者への注意喚起等、口蹄疫の発生予防措置の対応を改めて通知しました。 |
平成24年11月24日(土曜日)、中国政府は、中国遼寧省大連市で口蹄疫が発生した旨を発表しました。
中国から輸入される穀物のわら及び飼料用の乾草(以下「稲わら等」という。)については、我が国への口蹄疫等の侵入防止のため、家畜伝染病予防法に基づき、農林水産大臣の指定する施設(以下「指定施設」という。)で、加熱処理等の一定の条件(*1)を満たしたもののみ輸入を認めているところです。
現在、この指定施設(23施設)の全ては、中国遼寧省大連市に所在しています。また、この指定施設に納入する稲わらを加工する加工場は163施設あります。
(*1)加熱処理等の一定の条件:
等
上記経緯の内容を受け、我が国への口蹄疫の侵入防止に万全を期す観点から、各指定施設が、「中国から日本向けに輸出される穀物のわら及び飼料用の乾草の家畜衛生条件」を充足しているか否かを中国政府に確認しています。
また、11月26日(月曜日)以降、この確認ができるまでの間、中国からの中国産稲わら等の輸入検疫証明書の発行を停止しています。
あわせて、11月27日(火曜日)に、各都道府県に対し、飼養衛生管理基準の遵守や畜産関係者への注意喚起等、口蹄疫の発生予防措置の徹底を改めて通知しました。
|
2009年度 |
2010年度 |
2011年度 |
|
197 |
179 |
229 |
出典:財務省「貿易統計」
消費・安全局動物衛生課国際衛生対策室
担当者:福島、古田
代表:03-3502-8111(内線4584)
ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX:03-3502-3385