NY市で「凶悪犯罪ゼロ」の珍事、殺人率も過去50年で最低

2012年 11月 29日 11:29 JST
 
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[ニューヨーク 28日 ロイター] 米ニューヨーク市で26日、銃や刃物による凶悪事件の通報が1件もないという珍事が起きた。28日に発表した同市警は、「記憶する中では初めて」としている。

同市の今年の殺人発生数はこれまで366件で、昨年同時期の472件に比べ約22%の大幅減となっている。発生率では1960年以来最低となる見通し。

一方、携帯電話が盗まれる事件が急増し、窃盗が前年比9%増加していることを受け、犯罪総数は3%増加しているという。

米警察に関する著書「American Police, 1949-2012」を書いたトム・レペット氏は、殺人事件の減少について、ニューヨーク市警による能動的な警ら活動が奏功したとの見方を示した。

 
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11月28日、米ニューヨーク市で26日に銃や刃物による凶悪事件の通報が1件もないという珍事が起きた。同市警は、「記憶する中では初めて」としている。写真は9月、ニューヨークで撮影(2012年 ロイター/Eduardo Munoz)