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興毅「メキシコの亀田家」ルイスファミリーに必勝宣言

亀田祭り WBA世界バンタム級タイトルマッチ  王者 亀田興毅VS同級1位 ウーゴ・ルイス (12月4日  ボディメーカーコロシアム)

予備検診にのぞんだ亀田興毅
予備検診にのぞんだ亀田興毅
Photo By スポニチ

 世界戦の予備検診が29日に都内と大阪府内で行われ、都内で受診した興毅は挑戦者ルイスより身長で9・5センチ、リーチで7センチ劣っていることが判明したものの、強気の姿勢を貫いた。ともにボクシング一家に生まれ育ったルイスとの「世界最強ファミリー決定戦」。亀田家の長男は、長身のルイス対策を万全に練っており、絶対の自信を示していた。

 ルイスとの決戦を目前に控え、興毅が燃えてきた。カメラマンの要望に応じてサングラスを外すと、「何があっても勝つ。絶対に勝つ。どんな状況になっても勝つ」と最後まで表情を緩めることなく決意を語った。

 挑戦者のルイスは、元プロボクサーの父エディベルトさん(62)の指導で、4歳のころからボクシングを始めた。双子の長兄と次兄もプロボクサーで、亀田家と似ているため、日本のボクシング関係者は、「メキシコの亀田家」と呼んでいる。また、興毅とルイスはともに26歳。両者とも実家の1階のジムで練習するなど共通点が多く、ライバル意識がある。

 ルイスは11年1月に暫定王座を獲得した当時から「亀田とやりたい」と対戦を要望。正規王者の興毅も「いつか対戦しなければならない相手」と強く意識してきた。それから1年11カ月後に迎える運命の一戦。中卒の興毅は、メキシコのロスモチス科学技術大を卒業し、会計士の資格も持つエリートの挑戦者に“雑草魂パンチ”を叩き込む光景を思い描いている。

 予備検診では身長差が9・5センチあることが判明したが、興毅は「想像通り。全然パンチは届く、俺が一方的に打ち込んで終わると思うで」と意に介さない。逆に胸囲はルイスを12センチ上回り、首回りは4月の4度目の防衛戦から1センチ大きくなっており、仕上がりには自信を持っている。

 ルイスは父と兄2人を伴い来日しており、試合当日は両ファミリーの魂と誇りがぶつかり合う。「世界最強ファミリー決定戦」と言っても過言ではない。亀田家の看板を背負う王者・興毅が守るものはベルトだけではない。

[ 2012年11月30日 06:00 ]

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