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登別の停電 今夕復旧 伊達など40戸は未定

(11/30 06:20)

停電により一面真っ暗で、静寂に包まれた登別市常盤町の住宅街(手前)。電力供給が戻り、街路灯や家々の明かりが輝く地域と明暗がくっきりと分かれた=29日午後4時55分

停電により一面真っ暗で、静寂に包まれた登別市常盤町の住宅街(手前)。電力供給が戻り、街路灯や家々の明かりが輝く地域と明暗がくっきりと分かれた=29日午後4時55分

 【登別、室蘭】胆振西部を中心とする大規模停電で北海道電力は29日、倒壊した登別市内の送電用鉄塔に代える仮鉄柱の組み立てを終え、電線を張る作業に入った。30日午前に工事を完了して通電を始め、鉄塔倒壊が原因で停電している登別市内は同日夕までに復旧する見通し。伊達市と胆振管内豊浦、壮瞥の両町合わせて約40戸の停電の復旧時期は未定という。

 北電によると30日午前0時現在、停電が続いているのは胆振管内4市町の約5960戸。このうち登別が約5920戸で、これは市内全世帯の4分の1にあたる。室蘭市と胆振管内洞爺湖町、白老町は29日午後、停電戸数がゼロとなった。

 北電は同日正午、仮鉄柱6本の組み立てを完了。室蘭支店によると、復旧後も住宅への引き込み電線が断線している場合は、通電しない家屋が出る可能性もある。<北海道新聞11月30日朝刊掲載>

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