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胆振6770戸 依然停電 送電復旧へ突貫工事

(11/29 16:00)

倒壊した送電用の鉄塔に代わる仮鉄塔の建設が、急ピッチで進む登別市内の工事現場=29日午前7時45分

倒壊した送電用の鉄塔に代わる仮鉄塔の建設が、急ピッチで進む登別市内の工事現場=29日午前7時45分

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 【登別、室蘭】登別、室蘭両市内を中心とした大規模停電は29日、発生3日目を迎え、正午現在、登別市の6440戸を中心に胆振管内6市町の約6770戸で停電が続いている。登別市内では同日早朝、復旧していた地域の電線に不具合が発生し、約千戸が再び停電となった。市内では約260人が避難所で一夜を明かした。北海道電力は倒壊した送電用鉄塔の復旧工事を進めているが、登別市の停電解消は30日午後になる見通し。

 北電によると、登別市内の停電は29日午前5時に約6930戸まで減少したが、午前6時には約7900戸に増加。登別変電所から家庭に電力を送る配電線に、断線など何らかの不具合が発生したのが原因とみられる。その後復旧が進み、正午過ぎには約6770戸となった。北電は、同市内で倒壊した鉄塔に代わる鉄柱2本の建設工事を続行。29日中に鉄柱の組み立て工事を終え、電線を張る作業を実施する予定。<北海道新聞11月29日夕刊掲載>

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