久保田武蔵を館山市が調査へ!HPから消えた情報
自称「総合格闘技世界4冠王者」の久保田武蔵の騒動で、新たな動きがあった。
久保田は千葉県館山市の「館山ふるさと大使(館山エンタメ大使)」を務めている。数多くの格闘技イベントでレフェリーを務めてきた塩崎啓二氏が、館山市に久保田の疑惑について問い合わせ、その結果をFacebookで公表した。
塩崎氏は自身が調べた結果を記し、久保田が世界4冠王者であるという証拠は何一つ見つからなかったと述べる。具体的な証拠がないまま、館山市が久保田の経歴を信じて市のHP等でも公開し、大使として活動させていることには疑問があるという。
塩崎氏に対して市のスポーツ課は、「格闘技の経歴につきましては、ご自身のウェブサイトや本人からの聞き取りによる確認でした」と回答。これは、当サイトへの回答と同じだ。そして28日、市は引き続き確認中とした上で、久保田の格闘技関連の経歴をHPから削除し、画像の差し替えも行うと塩崎氏に表明。その後、まもなく対応がとられた。
久保田の過去には、様々な疑問点がある。例えば今年5月に久保田は、自身のHPが閲覧不可能になったとしてリニューアルを宣言した。久保田を知る人物は言う、「以前、株式会社MUSASHIのHPには資本金や役員の名前とか、住所や電話番号も書かれてたんです。そういう情報が消えたのは、何か理由があるのかもしれません」。
当サイトでは、リニューアル前のHPや、現在は削除されている株式会社MUSASHIのHPのログを入手した。それらを見ると、確かに各種の情報が掲載されている。
少なくとも2009年の時点では、住所は当サイトが先日に訪問した場所と同じだ。取材の結果、役員として名前が挙げられていた女性は久保田の母親であることも判明した。
サム・グレコとの試合まで1カ月を切ったが、予定通り開催されるのだろうか。
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高橋
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