NHK島根県のニュース　松江放送局

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雲南市職員が着服で懲戒免職

雲南市の３４歳の男性職員が、市の経費で購入したあわせて２２万円分の収入印紙を換金し現金およそ２０万円を着服したとして、雲南市は２９日付けでこの男性職員を懲戒免職処分にしました。
懲戒免職処分となったのは雲南市三刀屋総合センター事業管理課の副主幹の３４歳の男性職員です。雲南市によりますと、この職員は建設事業課で勤務していたおととし１２月からことし２月までの間に道路建設工事の土地売買契約に使用するとして２２万円分の収入印紙を市の経費で余分に購入した上でこの収入印紙を換金し、現金１９万８０００円を着服していたということです。
警察からの事情聴取で職員は着服した事実を認め１１月７日に業務上横領の疑いですでに書類送検されています。
職員はすでに全額を返済したということですが、雲南市はこの職員を２９日付けで懲戒免職処分としました。
職員は市の調べに対して、「着服した金はパチンコや携帯電話の代金などに使った」と話しているということです。
また指導や監督が不適正だったとして建設部の部長が１か月、次長が３か月の減給処分となったほか、市長と副市長についても１か月減給とする追加議案が１２月議会で提案される予定です。
雲南市役所で記者会見をした藤井勤副市長は「市民や関係者に多大な迷惑をかけ申し訳ない。再発防止に努め、職員の意識改革を行い、信頼回復にあたりたい」と謝罪しました。

11月29日　19時16分

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