大阪ルール
著者紹介
都会生活研究プロジェクト[関西チーム]
大阪のルールや生活慣習、それぞれの地域性などを、衣・食・住・交通・街・遊・楽などあらゆる角度から調査・研究し、比較検討している。
メンバーは、先祖代々大阪の商人という生粋の大阪人から、俺たちこそがリアル大阪人と自負する堺人、そんな街とは一線を画したいハイソな帝塚山人、また、仕事や結婚を期に大阪人となった新大阪人や大阪の魅力にハマった大阪フリークなどで構成。
今回は、関西チームをまとめる大沢玲子を中心に、自分たちの体験に数多くの取材を加えて、リアル大阪を50のルールにまとめた。
現在、名古屋、沖縄などの研究も進めている。
目 次
交通編
・電車に乗るときは、縦に並ばず、横に群がる
・黄色信号は「アクセル踏め」
・赤信号は、注意しながら渡る ……など
買い物編
・日本橋で値切るのはジョーシキだ
・値切り倒したものは、「これなんぼやと思う?」と自慢する
・ヒョウやトラの顔のついた服を着る。あるいはカラダのどこかに金ラメものをつける ……など
食べ物編
・たこ焼きは、たしなみとして焼ける
・お好み焼きを、立派なメインディッシュとして食べる
・オーダーした料理が遅い店は許さない ……など
街なか編
・自分はキタ派かミナミ派なのかを、きちんと決める
・尼崎市は、兵庫県でなく「大阪」だ
・エスカレーターで、左側に立ってるやからは、よそ者 ……など
言葉・人間関係編
・間違った大阪弁は、許されない
・オモロないこと言う奴は、たとえ誰でも許さない
・「勝ちましたね」の主語は、当然「阪神」だ ……など
生活あれこれ編
・子どものころの土曜の午後の共通体験は、「吉本新喜劇」だ
・「探偵!ナイトスクープ」の歴代探偵の名前を5人以上言える
・キダ・タローが作曲した大阪のCMソングを3曲以上歌える ……など
編集者からのおすすめコメント
「騒がしい、コテコテ、ケチ、ガラが悪い」「大阪人はみなオモロくて、気さくで、あったかい」と思っている人いませんか?
異質な人種が住む、なじみにくいエリア……大阪に対してそんな偏見をもっている人は、ぜひ本書を読んでほしいです。大阪独自のルールさえつかんでしまえば、きっとわかりあえるはず。
個人的にいちばん気に入っている(?)ルールが、「道を聞かれたら、よくわからなくても教えるのが礼儀」です。なんだか大阪人の気質をよく表しているようで、あったかくって、思わず笑ってしまいました。
ストレス解消・免疫力アップにもオススメの1冊です!