日本作詞大賞に、山上路夫の「いくたびの櫻」。”ふくい舞”っていう子が歌っていたよ。
さきほど、2011年度の
日本作詞大賞が発表され、
山上路夫の「いくたびの櫻」が受賞しました。
正直言うと、この歌は全然知りませんでした。
多少、甘く引きずるような歌唱が
この”ふくい舞”という子の特徴なんでしょうね。
ただ、TVの画面に山上路夫が出てきて
驚きました。彼は、76歳です。
遠い遠い昔、私が作詞活動をしていた頃、
一度、雑誌に作品が載り、その講評者が
山上路夫だったのを思い出しました。
どんな詞を書いたのかは、忘れたけれど、
詞の出だしは誉められて、
2,3番の展開をもっと考えろ!
と書かれたように覚えています。
要するに、
インスピレーションとしての出だしは
良いのだが、それに続く構成力がない!
ということだったのではと
受け止めていました。
さて、その山上路夫先生の書かれた
「いくたびの櫻」の詞を読んでみました。
「桜」をあえて「櫻」としたのは、
何か意味があるのでしょうね。
古い字を使うことで、人生の重さ
を表現したかったとか。
詞の中では、
「春がめぐれば 櫻は咲くものと
今まで私も そう思っていたけど
一年生きてた
証だと 今では感じる
花びらひとひらさえ 大切なその命」
という言葉が、胸に響きます。
高齢になった先生の一年、一年の
重さ、大切さを感じる言葉だとおもいました。
多分、年齢を重ねてきた人達に取って、
お年を召した人々に取って、
一年、一年というのはとても貴重な時間と
感じるのだと思えます。
60歳を過ぎた自分にとっても
「死に向かう」時間の方が短いという
ことはわかっています。
ですから、
「ああ、今年も生きていて
桜を見ることが出来た!」
という気持ちは、少しばかり
わかるような気がします。
そんな思いを心の片隅に
この歌を聴いてみたいと思います。
Uta-Net の「いくたびの櫻 ~ ふくい舞」
http://www.uta-net.com/movie/108173/
では、いろいろなバージョンがあって
おもしろいです。
ドラマVertion、さくら満載Vertion、
アコーステックVertionなどがあります。
さて、来年も桜を見ることの出来るように
頑張って生きて行かなくちゃ!
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作詞家をおいてステージを後にしようとしたら徳光さんに怒られたてホントですか?
投稿: たか | 2011年12月11日 (日) 23時16分