東京ディズニーランドの風船、ヘリウムガスの世界的不足で販売中止
AFP=時事 11月27日(火)19時12分配信
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千葉県浦安市の東京ディズニーランドの園内で風船を売る販売員(2011年4月15日撮影、資料写真)。 |
【AFP=時事】ヘリウムガスの世界的な不足を受け、東京ディズニーランド(Tokyo Disneyland)はミッキーマウス(Mickey Mouse)などのキャラクターをかたどったヘリウム風船の販売を中止した。同園を運営するオリエンタルランド(Oriental Land)が27日、明らかにした。
NYCの毎年恒例のパレードでも必要となる大量のヘリウム
オリエンタルランドによると、ヘリウムガスの安定確保が困難になったために、前週から風船販売を中止したという。来場者からの問い合わせは多くないというが、早急に供給を確保して販売を再開したいとした。
日本経済新聞(Nikkei)によると、ヘリウムガスは主に工場や、MRI(磁気共鳴映像法)スキャナーなど医療機器の冷却に使われている。これまでにも供給量の不足がMRIなどを製造する医療機器業界で問題視されてきたが、ここ数か月で問題はさらに深刻化しているという。MRIやIT部門での需要増とヘリウムガス生産国の米国での問題が重なり、供給量が不足しているという。【翻訳編集】 AFPBB News
最終更新:11月27日(火)19時12分
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