詐欺:「ロト6当選数字教える…」 鹿児島の女性4000万円被害に
2012年11月28日
鹿児島県警は27日、数字選択式宝くじ「ロト6」の当選番号を教えるなどと持ちかけられた同県鹿屋市の40代女性が約4000万円をだまし取られたと発表した。県警が詐欺容疑で捜査している。
県警によると、ロト6関連の会社をかたる男が女性宅に電話し「ロト6の抽選ボールには不正なチップが組み込まれており、遠隔操作で当選数字はどうにでもできる。数字を教えるが、供託金が必要」などとうそを言い、女性は6〜11月にかけて計15回、約4000万円を振り込んだという。その後、男と連絡がとれなくなったため、女性が警察に相談した。
ロト6の販売や抽選を受託しているみずほ銀行は「抽選は公正かつ厳正に行われている。当選番号が漏えいしたり予測できるということはあり得ない」とのコメントを出した。【黒澤敬太郎】