契約者の確認を行わずに私設の私書箱を開いて郵便物の受け取りサービスを続けていたとして、29歳の男が逮捕されました。

 東京・杉並区の細谷佳史容疑者は、私設私書箱を開くにあたり、経済産業省が契約者の本人確認を行うよう是正命令を出していたにもかかわらず、本人確認をせずに私設私書箱を開き、郵便物の受け取りサービスを行っていた疑いが持たれています。取り調べに対し、「本人確認はしていた」と容疑を否認しています。細谷容疑者の私書箱は2009年以降、約70件の振り込め詐欺事件などに悪用されていたことが分かっていて、警視庁は犯罪収益の受け渡しなどに使われたとみて詳しく調べています。

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