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2012年11月29日11時10分

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大阪で岩手の震災がれき試験焼却 周辺の線量を公表へ

写真:焼却炉に投入される震災がれき。東日本大震災で生じた廃棄物は、約20%の割合で一般の廃棄物に混ぜられて焼却される=29日午前、大阪市此花区、中里友紀撮影拡大焼却炉に投入される震災がれき。東日本大震災で生じた廃棄物は、約20%の割合で一般の廃棄物に混ぜられて焼却される=29日午前、大阪市此花区、中里友紀撮影

 大阪府と大阪市は29日、東日本大震災で生じた岩手県のがれきの試験焼却を同市此花区の市環境局舞洲(まいしま)工場で始めた。30日まで。工場周辺や焼却灰の放射線量を計測して公表する。

 がれきは100トン。内訳は木材が95%、プラスチックが4%、繊維が1%。一般ごみと混ぜてクレーンで焼却炉に投入され、燃える様子はモニターで報道陣に公開された。安全性が確認されれば、年明けに3万6千トンを受け入れる方針。

 受け入れに反対する市民ら数人が工場周辺で横断幕を張って焼却中止を訴えたが大きな混乱はなかった。

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