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停電続く北海道 避難所で炊き出し
11月29日 5時59分

停電続く北海道 避難所で炊き出し
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停電が続く北海道登別市では、避難生活を送る人たちにボランティアによる炊き出しが28日夜から始まりました。

北海道登別市では停電が続き、28日夜の時点で6か所の避難所に250人余りが避難を続けています。
これまでは乾パンなどの非常食が提供されていましたが、温かい料理で体を温めてもらおうと地元の飲食店などのボランティアの人たちが28日夜から炊き出しを始めました。
避難所になっている登別市の市民会館の調理室では、ボランティアの人たちが、ほかの4つの避難所の分も豚汁やご飯を作りました。
食堂には避難生活を送る人のほか停電が続く家で過ごす人たちも次々と訪れ、ほっとした表情で食事を味わっていました。
4歳と6歳の娘とともに避難している30代の女性は「家では電子レンジが使えず、温かい料理は食べられないのでほっとします。子供たちも安心したようです」と話していました。
登別市には、うどんや焼き鳥なども企業などから届いているということで、ボランティアの人たちは今後も炊き出しを続けることにしています。

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