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政治
【衆院選】日本維新の会が公約骨子を発表
2012.11.29 01:35
日本維新の会は29日未明、衆院選公約「骨太2013-2016」を発表した。「脱原発依存」を掲げ、既設の原子炉による原子力発電を「2030年代までにフェードアウト(徐々に削減)する」ことを明記した。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)については「交渉参加」とする一方で「国益に反する場合は反対」と記した。
自主憲法の制定を基本方針とし、首相公選制、企業団体献金の禁止を盛り込んだ。参院廃止の一方で、当面の改革として「自治体首長と参院議員の兼職禁止規定をなくす」とした。
外交・安全保障分野では、集団的自衛権の行使を認める考えを示した。自衛隊の武器使用基準の見直しにも言及。防衛費の国内総生産(GDP)比1%枠の撤廃を求めた。
沖縄県・尖閣諸島については「実効支配力の強化」とともに、中国に国際司法裁判所(ICJ)提訴を促すとした。
このほか、消費税の地方税化を前提に地方交付税に代わる「地方共有税」の創設も盛り込んだ。日銀法を改正し、政府と日銀の責任を明確にするとした。
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