CCHR長野支部のブログ

長野県飯田市に拠点がある、市民の人権擁護の会(CCHR)長野支部です。近隣市町村での精神医療における人権侵害や向精神薬の副作用による被害報告、告発を受け付けています。
破壊的で悪質な精神医療を根絶するために日々活動中。


テーマ:
先日の長野県飯田のくましろホールでの
「精神科は今日もやりたい放題」講演&討論会において
登壇していただいた…
ご人が、向精神薬の副作用(特にパキシル、リタリン)で
自殺されたNさんの手記のつづき。

------------------------------------------

平成19(2007)年 5月、土曜日に仕事が終わりアパートへ帰ると
玄関にカーネーションが届いていました。
主人から届けられた、母の日のプレゼントでした。
日曜日へ自宅へ行き、主人にカーネーションのお礼を言い、
家の中の掃除などしていました。
主人は部屋で仕事をしていました。

昼頃に主人は、来るまで買い物に出かけ
1時間ぐらいで帰ってきました。3時頃、主人から
「今日は疲れているだろうから早く帰ったら」
と、いつになく優しい言葉をかけられ、
私は素直にその言葉にそのまま従いました。

月曜日の朝、主人の職場の上司から
「出勤していないがどうしたか?」という連絡が入り
自宅に行ってみると、すでに救急車と警察が来ていて
主人に異変があったのを知りました。
主人は土曜日に買い物に行った時に買った練炭で自殺していました。

部屋に入ると、とてもていねいな自筆で書かれた
遺書が、家族にあてられて残っていました。
そこには感謝のメッセージが残されていました。

私は主人の死がなかなか受け止められず、
自分に起った事実を受け入れることが出来ずにいました。
そして、自分の行動のすべてを責めて
自分を否定してただ生きていました。

私の気持ちは死んでいるのに、体だけ生きている感じでした。

主人の死から約3年が過ぎた頃、飯田市のカフェ「ぜぜ」で
行われていた、精神医療における人権侵害や不正行為を
調査・告発する団体であるCCHRの勉強会に初めて参加しました。

ぜぜさんでDVDを見て、その時初めて
「自殺企図」
という言葉があることを知りました。
そんな副作用がある―なんてこと、夢にも思いませんでした。

DVDを見ている間、ずっとずっと涙があふれ、ずっと泣き続けました。
その涙と一緒にそれまで自分を責め続けていた自分を
やっと許すことができるようになりました。

自分は大切なパートナーを見殺しにしてしまった・・・

そんな気持ちからやっと自分を解放することができました。

私は今、自分の経験したことを話すことで、
薬で苦しんでいる人、困っている人、ひとりでも多くの人に
薬に対する事実について知ってほしいと願っています。

-------------------------------------------

手記は以上です。
いかがでしたでしょうか。

これはすべて真実です。
精神科医が引き起こしている悲劇です。

そしてこれは、氷山の一角です。



Amebaおすすめキーワード