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'12/11/29

正木県議「年明けには結論」


 広島県議会の林正夫議長は28日、住民団体が解職の直接請求(リコール)手続きを進めている正木篤県議(広島市安佐北区)と面会し、解職投票の実施が確実になったとして自主的な辞職を求めた。正木県議は「迷っている。年明けには結論を出したい」と辞職に含みを持たせた。

 林議長は広島市中区のホテルで正木県議と面会後、県庁で記者会見した。正木県議は「辞めることが責任を取ることではない」と説明。一方、署名審査と解職投票の実施で約6千万円の経費がかかるため「そのように税金を使っていいのか迷っている」とも述べたという。

 正木県議は昨年6月、安佐北区内の市道で乗用車を無免許運転した容疑で現行犯逮捕され、同9月に広島地裁で懲役8月、執行猶予3年の判決を受け確定した。県議会が辞職勧告を2度決議したが、応じていない。




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