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老人ホームでノロウイルス集団感染
11月27日 23時22分

老人ホームでノロウイルス集団感染
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広島県福山市の特別養護老人ホームで、ノロウイルスが原因とみられる集団感染が起き、27日までの9日間に入所者のお年寄りなど28人に下痢やおう吐などの症状が出ました。

福山市によりますと、市内の特別養護老人ホームで、今月19日から27日までの9日間に入所しているお年寄りや施設の職員28人がおう吐や下痢の症状を訴えたということです。
9人が入院し、このうち80代の女性からノロウイルスが検出されたということで、市ではノロウイルスが原因の集団感染とみています。
症状が出た人のうち70代の女性と80代の男性の2人はこの9日間に死亡したということですが、市によりますと、女性の死因は感染症とは関係なく、男性も肺炎で死亡していて、関係は薄いとしています。
ほかの人たちは回復に向かっているということで、市はこの施設に対し、消毒や面会の制限など二次感染の防止を徹底するよう指導しました。

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