おすすめの空気清浄機
空気清浄機は、まず最初に、加湿型であるか、ごく普通の非加湿型であるを選ぶ必要があります。
加湿タイプの長所としては、
- (当たり前ながら)部屋の空気が潤う
- インフルエンザ等のウィルスは、湿気に弱いので、加湿それ自体がウィルス対策・インフルエンザ対策となる
- 最近の空気清浄機の多くが発生させる、イオンの発生量を安定させる効果がある(空中の水分を利用するシャープ製とパナソニック製)
- 湿気は静電気の発生を抑制するので、それ自体が花粉対策ともなる。また、その室内限定ですが、主に冬場に静電気に悩まされる方にも、良いでしょう
…ということになります。なので、加湿機能は出来るだけあった方が良いはずです。
短所としては、
- (当たり前ながら)価格が高めとなる
- (これも当たり前ながら)水の補給が必要
- 加湿フィルターの手入れが必要(長く使うと、場合によっては交換も必要)
…となります。
しかし、水を入れずに単なる空気清浄機として使用することも、普通に可能です。
※全てのメーカーで、加湿には「水道水」が前提とされています。井戸水の場合には、水質に応じて雑菌の急激な繁殖の恐れがあります。
※サンヨー製品、イオン機能が優れていましたが、メーカー消滅に伴い、ほぼ売り切れです・・・。
新型インフルエンザ等ウィルス対策に
この項目だと、サンヨー製加湿空気清浄機でした。飛沫核というウィルスの感染の原因となると疑われる浮遊物(はっきりとは分からないらしい)まで、高性能なHEPAフィルターで濾し取ることが出来ますし、何と言っても、イオン系機能のウィルスウォッシャーは対ウィルスでは最強です。(※サンヨー製もHEPAだと分かりましたので修正しました ^^;)
ただ、サンヨー製は、品切れです(汗)。また、サンヨーの高性能品は大型の物しかありませんでしたので、小型(…というか中型)のものとなると、シャープ製加湿空気清浄機ということになると思います。
(※⇒「インフルエンザ対策空気清浄機)
花粉対策に
一応サンヨー製加湿空気清浄機、特に、空気循環効率の良い「ABC-VWK71C」(※売り切れ)です。パナソニック製でも悪くはないですが、サンヨーの方が確実だろうと・・・。(ただ、小型の製品であれば、パナソニックの方が良いはずです)
シャープのプラズマクラスターイオンは花粉に対する効果に付いては、実はどこにも触れられていません(静電気を抑えて、花粉が付きにくくなる効果があるとだけは書いてあります ⇒「プラズマクラスターの効果[シャープ公式サイト]」)。なので、もしかしたら五十歩百歩かもしれませんが、サンヨーやパナソニックの方が良いと思います。
この項目についても、加湿機能があると静電気が起きにくくなる効果がある(花粉が服等にくっ付いて、空気清浄機に吸引出来ないのを回避する)という話ですので、イオンに影響することにも加えて、やはり加湿機能はあった方が良いです。
(※⇒「花粉症対策空気清浄機」)
タバコやペット等のニオイ対策に
タバコやペット等のニオイ対策では、実はイオンが重要です。なぜなら、部屋に染みついて、なかなか空気清浄機で吸って処理できないニオイも一定量あるからです。
これに関しては、パナソニックのナノイーが良いでしょう。シャープ製はイオンの効果範囲で劣り、サンヨー製はイオンのニオイに対する効果それ自体で若干劣ります。
ただ、特に空気清浄機が欲しいのではなく、ニオイを消す道具が欲しいのであれば、富士通ゼネラル製の加湿機能付き脱臭器「DAS-303A」がベストと思われます。高濃度のイオンに加えて、機器内部で紫外線による脱臭も行います。
尚、介護臭対策であれば、業務用かつ専門機の三菱製「デオダッシュ」という製品があります。…非常に高価ですが、効果は抜群だとされています。
(※⇒「タバコ&ペット用空気清浄機)
とりあえずフィルター性能の高い空気清浄機
0.3μm(マイクロメートル)のホコリを99.97%捕塵する性能を持つ「HEPAフィルター」を採用しているか否かが、分かりやすい基準となっています。もっとも、これはニオイには関係ないですし、また、花粉対策であれば、そこまでのものは必要ないはずですが。⇒「HEPAフィルターのついた空気清浄機」
高いものは必要ないんです
特別安い訳ではないですが、東芝製空気清浄機「CAF-M16S」はフィルターも高性能なHEPAフィルターですし、フィルター交換不要期間も5年間となっていますので、悪くはないのではないでしょうか。ただ、この機種は加湿タイプではありません。※…なくなってしまいました。多少性能は落ちますが、後継機種の「CAF-N35」が現在かなり安くなっています。
ちなみに、安いというだけなら、ツインバードの製品は安くて小型です(大きいのは高いです)。
美肌効果のある空気清浄機
現在、パナソニックのナノイーと、シャープのプラズマクラスターイオンが美肌効果を謳っています。しかし、これを言い始めたのは、パナソニックのナノイーの方が先で、かつドライヤーやナイトスチーマー等商品展開も筋金入りです。なので、ここは素直にパナソニック製にしておけば良いと思います。
ちなみに、美肌効果を求める方は、潤いを求めて普通に加湿型をお求めになるものと思いますが、パナソニックの説明によると、ナノイーに加えて、加湿機能もあると、肌のうるおいスピードが約3倍で、うるおい効果は約2倍!ということになっていますので、加湿機能はやはりあった方が良いでしょう。
また、美肌効果を謳い、かつ会社のデスクでも使えるナノイー加湿発生機「F-GMGK02」という製品も発売されています。
シャープ製で、それより更に小型で充電可能なモバイル(携帯)タイプのプラズマクラスターイオン発生機、「IG-DM1S」(非加湿)というものもありますが。
…プラズマクラスターが欲しいのですが
シャープ製が特に一番という訳ではないですが、悪い訳でもありませんので、プラズマクラスター(空気清浄機/加湿空気清浄機/イオン発生機)が欲しい方は、それで良いのではないでしょうか。人気がありますので、話のタネにもなりやすいと思います。(※シャープ製が断トツで優れているのは、CMだと思います)
デザイン家電
どれも大して違わないだろうから、どうせならデザインの良いのを、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、、、一応真剣に選んだ方が良いと思います。
それはともかく、これらダイキン製のデザインは、なかなかなのではないでしょうか(…性能的には普通です)。
ダイキン「MCK55M/ACM55M」
±0製「XQH-Q010」 アマダナ「PA-101」 アピックス「AAC-T01」 ライトエア「イオンフロー50」
一番下のマジックボールのシリーズは、消臭・アロマ・お洒落が主な目的で、室内のホコリを取り除く能力はあまりありません。ただ、高価にもかかわらず、欲しくなってしまう方々が一定数いらっしゃるようです。
関連ページ: