<< 作成日時 : 2012/11/28 12:04
いや、この人本当に政治を囓った大学の先生なんですかね。 前回に次いで小林正弥千葉大学大学院人文社会科学研究科教授のWEBRONZAへの寄稿です。 小林正弥.「日本維新の会」も極右的政党になるのか?――「極右党首」が招く戦争への危険性 http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2012112100010.html?page=1 第2次世界大戦を想起すれば自明なように、極右政党は、ほとんど軍事的手段を重視し、軍事国家を形成しようとして戦争への危険を加速させる。石原氏の「国力はとどのつまり軍事力」というのは典型的な右翼的主張であり、さらに軍事国家・核武装や憲法破棄という議論は極右的主張である。 石原氏が軍事国家を目指すなんて主張は寡聞にして聞いたことがありません。センセイの脳内妄想なんじゃないですか。 恐らくセンセイは核武装=軍国主義=極右=ファシスト=軍事国家とお考えなのでしょう。だとすると、学者としてどうよ?と思いますけど。 >「国力はとどのつまり軍事力」 まあ、国際政治の場で軍事力を抜いては国力を語れません。 米国の軍事力の裏書きがなければドルが世界中で流通するわけないでしょう。インドが核武装をし、それを搭載した弾道ミサイルを開発してきいたのはパキスタンや中国に対抗するためです。 インドが中国に対抗するために経済だけを強化し、軍事力を放棄したとして、中国に対する外交力が担保され、抑止力となるでしょうか。むしろ戦争の誘発を防ぐ可能性大です。 力の裏打ちのない外国力はない、これは国際社会の常識です。 石原氏は自らの言動が日中紛争の激化という現実の事態を引き起こしたことを見て、民主党政権よりも中央政府が中国に対して強硬な姿勢をとるように、都知事を辞任して国政に進出することを決めたのであろう。 揚げ足取りのようで恐縮なんですが、「紛争」とは普通武力を伴う衝突をさしますよね。学者が安易にこういうばで「紛争」なんて使っていいのでしょうか。前回の「自己クーデター」と「クーデター」を混同するようなものです。 今更いうまでもありませんが、政治・軍事・外交・経済はつながっており、政治を理解するためには正しい軍事知識・認識が必要です。核武装=極右というのは「極左活動家」ならまだしも、政治を扱う学者としては致命的な欠陥と申しあげて宜しいかと思います。 いや、ぼくが教授ならこのような粗雑なレポートを書いてくる学生には「不可」しか与えられません。主義主張以前に論の張り方が無茶苦茶です。こういう人達を税金を使って雇用するというのは如何なものでしょうか。 千葉大の学生さん達が、ホント不憫です。 とんでも無い爺さんだと思っていたら、センセイ、ぼくよりも1歳若いんですね。ぼくらの世代にいもこんなカビの生えた全共闘世代のような人間がいるのかとある意味感心しましたけど。 千葉大の極左学者、アカ教授、小林正弥千葉大学大学院人文社会科学研究科教授の見識 http://kiyotani.at.webry.info/201211/article_10.html |
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