バイオニック コマンドー
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バイオニック コマンドー サウンドトラック集

アセンション・シティの運命

想像を絶する力を持った大量破壊兵器によって崩壊された街…。しかし以前アセンション・シティは、最も優れた技術を有する最新の巨大都市であり、全世界にこの国の権力たるものを示した都市であることから、アメリカ連邦国(FSA)の誇りであった。

ひと昔前のアセンション・シティは全くの酷い有様で、フェデレーションが統治を始めた頃においては、犯罪や失業者が蔓延し人種間に緊張が張り詰めるなど、大勢の人々が厳しい生活を強いられていた。フェデレーションは、革新的で徹底した設計をもってしてアセンション・シティをゼロから再建し、その新たな都市は他の地域住民を感化するための模範的な存在となった。わずか数年後には、巨大な住宅設備や交通機関の発達に加え、広範囲に及ぶ主要道路の建設により全く新しく生まれ変わったのである。街中に高くそびえる居住施設が複数設けられたことから「上昇」の意味を持つ「アセンション」という名が付けられている。

多くの政府機関はその拠点を首都に置いていたが、団結した国の底力を彷彿とさせるアセンション・シティはFSAの“第一の都市”として考慮されるようになる。ナショナル・グリーンハウスやいつも賑やかなダウンタウンの金融センター、それに絵に描いたように美しい湾岸地区は、観光地として有名になり、街を繋ぐアセンション・モノレールで簡単に行き来することができた。FSAは、最大級の図書館を含む連邦記録保管所などの国立機関も幾つか建設し、さらにはアセンション・シティが実験用の軍事施設を設ける場としても最適だと判断。それらの軍事施設が整った後、論議を呼んだバイオニクス・プログラムを進めるに至った。また全てのバイオニック兵の度重なる検査や訓練は皆このアセンション・シティで行われている。

帝国軍の襲撃によって、アセンション・シティはその一部で爆撃を受けたが、それは戦いの最前線ではなかったため、それほど大きな損傷には至らなかった。その後、先の戦争における英雄を称えるため“英雄通り”がつくられることになる。ジョセフ・ギブソンやネイサン・スペンサーといった戦いで活躍した人物の彫像が建てられ、この通りはアセンション・シティの主な観光地のひとつとして賑わいを見せていた。―それもこの近代都市を一瞬で死地へと変えてしまうテロ攻撃が起こるまでだったが…。

かつて栄華を極めた大都市の原形は今や留まることなく、あるのはコンクリートや鉄骨の残骸だけ。金融センターで起爆した爆弾は道路も建物も破壊し尽くし、その残骸からは金属製の梁が突き出てあばらの骨を連想させる。死骸には蝿がたかり、街はバイオレイン兵で溢れ返る。攻撃の影響がなかった場所などどこにもなかった。アセンション・シティは死を迎えたのだ。

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