『ヒットラーの復活』(ファミコン版)の反響
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ファミコンで『ヒットラーの復活』が発売されてから20年が経とうとしているが、当時多くの人、特に北米のゲーマーにプレイされ喜ばれている傑作であったことはまだ記憶に残っている。『ヒットラーの復活』は、その革新的なゲームプレイと独特な設定から“カルトクラシック(一部の人の間で人気を博した作品の代表作)”という位置付けを確保している。ほとんどのゲームは何らかのランキング入りを果たしても、その後すぐに忘れ去られている一方で、この作品『ヒットラーの復活』だけは今でも様々なランキングにおいて定期的に目にすることができる。
北米のGameSpotは2003年に『ヒットラーの復活』がGreatest Games of All Time(史上最も素晴らしいゲーム)(※)のひとつであることを発表。“今日だけではなくいつまでも高く評価される真のクラシックゲーム”として掲載されている。また『ヒットラーの復活』は、『メトロイド』、『スーパーマリオカート』、『ファイナルファンタジーVII』のいずれのタイトルよりも数年ほど前に選ばれている。GameSpot(北米)のユーザーが2006年に投票した結果、『ヒットラーの復活』はあともう一息のところでNES Readers’ Choice Top Ten(ファミコンタイトル ユーザー投票ベスト10)へのランク入りを逃がしたが、その代わりHonorable Mentions(特別賞)(※)では1位へのランク入りを果たしている。
1UP.comは、様々な局面で『ヒットラーの復活』を大変賞賛しており、サイトの中でCrucial Classics(極めて重要なクラシックゲーム)のひとつと表現している。また、ゲーム中に登場するスイングアクションを可能としたフック付ワイヤーにおいては、パワーアップアイテムやスナイパーライフルなど“傑作ゲームに必要な機能”20種のひとつ(※)として掲載されている。1UP.comのライター、ジェレミー・パリッシュもこのタイトルに対する思いをRetrospective(レトロゲームの評価)(※)で書き綴っている。
つい最近では、IGNの編集者らが『ヒットラーの復活』をIGN’s 100 Top Games of All Time(IGNによる史上ベストタイトル100)(※)の95位として掲載し、“横スクロール型ゲームの中で傑出した作品のひとつ”と述べている。
『ヒットラーの復活』は今もなおクラシックゲームとして認知され、根強い人気が長きに渡って続いている。1997年においては、Nintendo Power誌による100 Best Games of All Time(史上ベストタイトル100)で55位にランク入り。また同年EGM誌による同様のランキングにおいて、任天堂ハード以外で発売された競合タイトルが複数あるにも関わらず、さらに上の32位を記録している。
『ヒットラーの復活』は、そのシリーズにおける新作が世に出るまでかなりの年数を経ているものの、ファンたちの熱烈な思いは冷めることなく、今日までに大勢の人々を魅了し続けている。 GameFAQs(※)のユーザーレビュー</a>では、評価平均8.7(最高10)を獲得しており、幾つかのファンサイト(※)でも、真のクラシックゲームのひとつとして認識され続けている。
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