国連委が北朝鮮の人権状況に「深刻な懸念」、全会一致で決議採択

2012年 11月 28日 17:21 JST
 
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[国連 27日 ロイター] 人権問題を扱う国連総会第3委員会は27日、北朝鮮に人権侵害をやめるよう求める決議案を無投票の全会一致で採択した。

決議案は欧州連合(EU)がドラフトを作成し、拷問や強制収容所の存在、移動に関する制限など、北朝鮮で重大な人権侵害が継続的に行われていることついて「極めて深刻な懸念」を表明した。

これに対し、国連の北朝鮮代表は「内政干渉」だとし、同国でそのような人権侵害は存在しないと否定した。北朝鮮のほか、中国、シリア、イランなどが同決議案を拒否する意向を示した。同決議案は来月、本会議で採択される見通し。

 
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