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「大名古屋ビルヂング」立て替え後も名称存続へ

読売新聞 11月28日(水)19時29分配信

 三菱地所は28日、名古屋駅前の大名古屋ビルヂング(名古屋市中村区)の立て替え計画の概要を発表した。

 地上34階建て、高さ180メートルで、総事業費は400億円を見込む。新ビルの名称は、地元に定着している現在の名称を引き継ぐ。

 新ビルは2010年に発表した建て替えイメージと階数は同じだが、高さは10メートル低くした。

 背後のホテル、ロイヤルパークイン名古屋を含めた再開発で、敷地面積は約9150平方メートル、延べ床面積は約14万7000平方メートルだ。地下1階〜地上4階が商業施設で、7階〜33階は事務所スペースとなっている。

 新ビルの完成は15年10月で、名古屋駅周辺では名古屋ルーセントタワーに並ぶ5番目の高層ビルとなる。

 また、東海・東南海・南海の三連動地震にも備え、建築基準法の規定の1・5倍の耐震性を持たせた。可動式防潮板を設けるなど、ゲリラ豪雨による地下街の浸水対策も充実させる。

 三菱地所は、東京駅前の「丸の内ビルヂング」の建て替え以降、「ビルディング」という表記に改めてきた。だが、大名古屋ビルヂングでは「大」と「ヂ」を存続させることにした。

 一方、ロイヤルパークイン名古屋は、ロイヤルパークホテル・ザ・名古屋に改称し、13年秋に200メートル東に移転オープンする。

最終更新:11月28日(水)19時29分

読売新聞

 

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