■パンダ不在で入園者数は60年ぶりの300万人割れ
上野動物園は、1882年3月20日に開園した。現在の開園面積は約14haで、約500種類、3200点の動物を飼育している。
入園者数の推移を見ると、終戦の1945年度は約29万人だが、翌年度は約107万人まで回復した。
カンカンとランランが来日した1972年度の入園者数は500万9686人で、開園以来、初めて500万人を上回った。ピークは1974年度の764万7440人。以後、1980年度まで年間600万人を超える人が訪れた。
その後、500万人台になった年度もあったが、1986年度はトントンの誕生効果で前年度比117万人増の674万3341人に回復。1988年度まで600万人以上の入園者数を維持した。
リンリンが死亡してパンダ不在となった2008年度は、前年度比59万6679人減の289万8191人で、60年ぶりに300万人を割った。
上野動物園では現在、ホッキョクグマなどの施設を改修中。写真右手は、園長室や飼育課室などがある事務所。2月19日に撮影(写真:中川美帆)
入園者数を増やすため、上野動物園は様々な対応を試みる。開園時間を延ばしたり、開園日を増やしたりしたほか、飼育員が飼育体験を話すキーパーズトークなどのイベントも実施。だが、水族館に比べ動物園は天候に左右されやすく、暑さや寒さで客足は鈍る。今回のパンダの来園は入園者数増加の起爆剤になるかもしれない。上野動物園周辺の商店街の活性化などにつながる可能性もある。約2年10カ月ぶりのパンダ来日が決まった背景には、地元の熱意や子どもたちの寄せ書きなどが少なからず影響している。
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