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(7時間14分前に更新) |
【宜野湾】普天間飛行場に強行配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは26日午後6時42分、滑走路南端に位置する宜野湾市の上大謝名公民館で101・3デシベルの騒音を記録した。配備以降、最大値で27日、県の調査(速報値)で分かった。26日、オスプレイは2機が普天間を拠点に那覇・浦添両市の上空を約2時間半にわたって旋回。上大謝名公民館では、オスプレイにより90デシベルを超える騒音が計17回測定された。
101・3デシベルは機体番号「10」のオスプレイが普天間の滑走路に着陸する際、記録。「電車通過時の線路わき」に相当し、長時間さらされると難聴になる危険性がある。
「09」と「10」は26日午後0時45分から同3時18分まで、那覇・浦添の市街地上空を旋回。この間、上大謝名公民館では91・7~96・4デシベル(騒々しい工場内)の騒音が15回発生した。同7時8分には96・7デシベルが記録された。
宜野湾市基地渉外課は「ヘリモードで高度が低いとき、大きな騒音が発生している」とみている。