原監督が宮国の“ボソボソ”にNG
2012年11月28日 15時45分
巨人・原辰徳監督(54)が宮国椋丞投手(20)に注文をつけた。27日、納会ゴルフが行われた東京・稲城のよみうりGCでのこと。午後のラウンドにスタートしようとした原監督が、同組で回っている宮国を見ながら「彼は会見の時とか、もう少し(声の)ボリュームを上げたほうがいいよね?」。続けて若き右腕に「これを来年の課題としよう」。
宮国の声の小ささは、以前からチーム内で問題となっていた。もともと口下手で、試合後のインタビューなどでも恥ずかしそうにボソボソと話し、インタビュアーを困らせることもしばしば。
そんなこともあり「大きな声を出せ!」というのだが、宮国には投手陣の中心メンバーとして、若手投手を引っ張ってもらいたいと願っている。左投手は内海、杉内の2枚看板がいるが、右の柱は澤村だけ。宮国が並び立つ形となれば、状況は一気に楽になる。そのためにも、まずは自己主張をしっかりとしてほしいというわけだ。
宮国は「大きな声を出すこと、そして強い体になるよう頑張ります」。狙い通りに生まれ変わることができれば、連覇の可能性はまた高くなりそうだ。