今年第3四半期(7-9月)までに世界で最も売れた自動車は、トヨタの中型セダン「カローラ」だったことが分かった。一方、現代自動車の中型セダン「アバンテ」は、昨年の6位から7位に後退した。
米国の自動車市場専門調査会社「オートデータ」は26日(現地時間)、今年1-9月の世界での販売量を調査した結果、カローラが86万5000台で1位となった、と発表した。なお、カローラは昨年も1位だった。
2位はフォードの中型車「フォーカス」が続いた。また、トヨタの中型セダン「カムリ」は59万台を売り上げ、昨年の8位から3位に急浮上した。一方、昨年3位だったフォルクスワーゲンの中型車「ゴルフ」は4位に後退した。
ゼネラルモーターズ(GM)の中型セダン「シボレー・クルーズ」は57万1000台で5位となった。6位はフォードのピックアップトラック「Fシリーズ」で、57万台が売れた。現代自のアバンテは56万7000台を売り上げ、7位となった。
フォードの小型車「フィエスタ」は8位、フォルクスワーゲンの中型セダン「パサート」と同「ジェッタ」がそれぞれ9・10位となった。メーカー別に見ると、フォードとフォルクスワーゲンがそれぞれ3車種、トヨタが2車種、現代自とGMがそれぞれ1車種ランクインしたことになる。