1. まとめトップ

安倍晋三元首相らが新興宗教「生長の家」の関連団体で講演‐まとめ

教団施設内における児童虐待や悪質な勧誘などが問題となっている新興宗教「生長の家」。かつては保守政治家との繋がりを指摘されたが、近年では疎遠になったともいわれていた。しかし「青年真志塾」という団体について調べてみると、その関係が水面下で連綿と続く実態が浮かび上がってきた。

更新日: 2012年10月03日RSS

5 お気に入り 17622 view
お気に入り追加

設立と趣旨

「青年真志塾」という団体がある。趣旨は若手経営者の勉強会とのことだが招かれる講師は経済というより政治色が濃い。また関係者にはある特徴がみられる。

▼ 以下、設立趣意を青年真志塾‐Facebook 「基本データ」より。

基本データ

設立年月日
2010年7月6日

情報
日本の次代を担う「志」ある経済人を育てる塾

説明
現在、「青年真志塾」は日本経済人懇話会を母体とし、原則、45才以下の日本の将来を真剣に考える有志の方々の熱意と情熱で当塾を運営しております。

現在発足から1年を経過しようとしておりますが、お陰さまで約100名の志ある仲間が集まっております。

活動内容としましては、政治、経済、歴史、哲学、文学、思想等の様々な分野の勉強会を行ったり、東日本大震災の被災地支援活動も行っております。

また、現在参加されている皆様は様々な職種の方々のため、日常の仕事では縁のない分野のお話が聞けたり、何度か会うことにより信頼感が芽生え、ビジネスで花が咲いたりもしております。人脈力の弱い若手層の人脈や友人構築の場としても活用していただいております。

設立当時の青年真志塾を取り上げるフジサンケイビジネスアイ。

講義の様子

塾三役の横顔

出典kwout.com

青年真志塾の塾長は塾創設者であり、母体の日本経済人懇話会でも会長を務める神谷光徳という人物だ。実は、この神谷氏は宗教団体「生長の家」の幹部でもある。

▼ 生長の家における神谷氏の役職

生長の家役職:
・栄える会名誉会長
・宗教法人「生長の家」監事
・生長の家富士河口湖練成道場監事
・生長の家地方講師
・栄える会ゲスト講師

出典http://sni-saitama.com/top/111030_ura.jpg

谷口雅春が昭和5年に興した新宗教で、信徒数は国内だけで70~85万人。「生長の家大神」を本尊とするが偶像は持たず「實相(じっそう)」の書を掲げる。また同時に天皇信仰も併せ持ち、日本会議を裏で主導しているともいわれる。

教団セミナーのチラシ。上段中央が神谷氏。

セミナーのスケジュール表。

名誉塾長には、インテリジェントデザイン論を唱える異端の分子生物学者で、天理教の信者としても知られる村上和雄氏を据えている。

▼ 村上氏ついては以前こんなことが報じられた。

幹事長を務めるのは文藝評論の傍ら鋭い政治批評も行う小川榮太郎氏。

▼ 以下、小川氏のブログ『ザ・クラシック評論』より。

事態の深刻さとは、日本國そのものゝ主權が、このまゝなしくづしに侵害される可能性、事實上、中國の屬國になる可能性、さうなれば、自由社會でなくなり得る可能性、中國軍と日本側のレジスタンス勢力による内亂に近い状況が起り得る可能性、總じて、自由と繁榮と平和を同時に失ふ可能性である。これは杞憂と言へる程小さな可能性ではない。今は恥かしがらずに聲を大にして、日本の獨立が危險に晒されてゐる事を一人でも多くの國民に知らせよう。

二、朝日、毎日新聞の不買運動と産經新聞の講讀運動を展開しよう。不買運動は本來私の好まざるところ、しかし、事態は國家の主權喪失が事實上始まるといふ悲慘な所まで進んでゐる。明らかな賣國奴たる朝日、毎日新聞の講讀は止めよう。國家主權を守る立場を鮮明にしてゐる産經新聞に切り換へ、それを知人にも積極的に勸めよう。

三、この問題に爭點を絞り、解散總選擧を強く求める事である。自民黨がだらしないのははがゆいが、しかし、安倍、麻生ら元首相、政界引退した小泉、中曾根氏ら、見識と經驗ある者も救國の爲に總出で、且つ新黨に出た人達も提携し、國民に訴へ、自民黨中心の政權に戻す事だ。

1 2 3 4

インタレストマッチ - 広告の掲載について





このまとめへのコメント0

1

白玉おんみつさん



  • NAVERまとめ 編集コンペ