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普通学級で学ぶために 重度障害児らが報告

(2012年10月24日) 【中日新聞】【朝刊】【愛知】 この記事を印刷する

27日、名古屋で勉強会

 重度の障害で人工呼吸器を付けたり気管切開をしている児童が健常児と同じ学級で過ごすための勉強会が27日午後1時半から、名古屋市中区の市女性会館である。主催団体は「同じ悩みを持つ家族や支援者の方たちと一緒に考えたい」と参加を呼び掛けている。

 講師の1人は、全身の筋肉が萎縮する難病で人工呼吸器を付けながら、特別支援学校ではなく一般の小学校に今春入学した名古屋市瑞穂区の林京香さん(7つ)。念願の学校生活を家族とともに報告する。

 重度障害者の受け入れ態勢が進む関西からは、兵庫県尼崎市の平本歩さん(26)が人工呼吸器を付けての通学経験や現在の一人暮らしの様子を伝える。参加費300円(資料代込み)。申し込みは名古屋「障害児・者」生活と教育を考える会の川本さん=電052(321)7094=へ。(谷悠己)

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