2012年 11月 28日
岡山市民会館が移転・新築へ
岡山市は、老朽化が進む岡山市北区の岡山市民会館を、後楽館中学・高校の跡地に移転、新築する方針を明らかにしました。市議会市民文教委員会で明らかにしたもので、隣接するオリエント美術館との連携で文化振興の拠点にしたいとしています。市が移転先とする方針を固めたのは、市が所有する北区天神町の市立後楽館中学と高校の跡地で、移転には、一部民有地の取得が前提となるほかホールのスペース確保など今後、詳細な検討が必要としています。岡山市民会館は1963年に開館し、来年50周年を迎えます。老朽化が進み、耐震化やバリアフリー化も出来ていないことから、市が移転・建て替えを検討していました。また中区小橋町の市民文化ホールを移転後の市民会館に併設する方針も明らかにしました。市では早ければ2017年度中の完成を目指したいとしています。

収賄事件で元団体職員逮捕
不動産売却の仲介業者選定で便宜を図る見返りに賄賂を受け取ったとして独立行政法人住宅金融支援機構四国支店の元嘱託職員の男が収賄の疑いで警察に逮捕されました。逮捕されたのは、独立行政法人住宅金融支援機構四国支店の元嘱託職員國友俊一容疑者です。警察の調べによりますと、國友容疑者は2008年5月から10月にかけて合計7回に渡り不動産売却の仲介業者の選定に便宜を図る見返りに当時、高松市にあった不動産会社の役員らから自宅の新築費用の一部、合わせて650万円を肩代わりさせた疑いです。警察の調べに対し國友容疑者は、「金の受け渡しはあったが賄賂ではない」と容疑を一部否認しているということです。國友容疑者は仲介業者を選定する業務を2007年から4年間に渡り実質的に1人で行っていたということです。