2012年11月24日

地元で2店

/濃厚家@伊勢原市にてラーメン/灼熱麺屋いち@平塚市にて灼熱天国つけ麺/

 午前中は発熱で完全にダウン。
 昨夜の深酒が悪かったのは明らかで、こんなオレでも(どんなオレだ)風邪を引くんだな。

 お昼を過ぎた辺りで持ちかえしてきたので、近場の新店に行っておくかとバイクを走らせます。
 30分ほど走ってお店に着くと「スープ不出来のため」と1時間後から営業するとの貼り紙。
 どうしようかなと逡巡するも近場で時間を潰し、営業開始の時間を少し過ぎたところで再訪問すると駐車場か満車なんですけど。

 10月1日に新規オープンした濃厚家@伊勢原市、ネットの評判はかなり高いのでどんなラーメンなのか楽しみです。
 「この辺りでは珍しい家系(いえけい)ラーメンの店」とのことですが、車で10分も掛からずに亀家、三代目家、ちょっと離れてぎょうてん家もあるような気がします。
 車で10分は「遠い」感覚なのかな、それともその三店は家系とは名ばかりなのかな。
 店先に所狭しと書かれたメニューや蘊蓄を読んでから店内へ、すぐ目の前に券売機があってメニューは豚骨醤油スープのトッピングバラエティのみ。

 ふむ、この辺から正統派の家系が漂ってくるぞと、空いているカウンター席に着くと店員さんが食券を引き取りに来たので、全て普通でお願いしました。
 厨房を囲むL字カウンターは8席と3席、券売機の裏辺りに二人掛けテーブル席が2卓用意されています。
 店内には「あなた好みの味作ります」「ライスの食い方」などの家系定番の説明書きが貼り出されています。

 先にランチタイムサービスの半ライスが出され、そのまま手を付けずに待っていると「前から失礼します」とカウンター台越しに出されたラーメン630円
 前から見ても横から見ても家系、つまり豚骨醤油ラーメン、スープを一口啜ってみると店名に恥じない濃厚さ。
 醤油ダレは薄めに感じましたので、次回があるとすれば(味)濃いめがいいかも知れません。
 菅野製麺の特注麺は中太麺で少し固めに茹で上がり、スープと少しすれ違っています。

 トッピングはチャーシュー、茹でほうれん草、板海苔が三枚です。
 初めてライスの海苔巻きにチャレンジ、海苔をスープに浸してからランチサービスのご飯を巻いて食べたらなんともいい感じ。
 途中、卓上の刻みタマネギをたっぷり入れて食べました。

 月一訪問を目指して何とか今月も訪問できた灼熱麺屋いち@平塚市、店の向かいの駐車場の奥に店舗専用の駐車場が2台(だったと思う)分、が確保されました。

 これで湘南のラーメン王子も安心して訪問できるというものです。
 店内に入って券売機に向かい、新しいメニューを始めると前回言っていたけど始まったかなぁと全体を眺めると、つけ麺が始まっていました。
 これから寒くなるのにつけ麺はどうかと思うけど、極辛旨をウリにするスープなのでラーメンよりつけ麺の方が良いかも知れません。
 辛さ表記を見るとラーメンが0辛(灼熱)から6辛(天国)まであるのと同じように6辛(天国)まで用意されています。

 のボタンの下には「開発研究中」の紙が貼られた売り切れ点灯中のボタンがあり、、、どんなラーメンだろう。
 辛さ5の地獄ラーメンまでは唐辛子の増量、その先の天国ラーメンは粉末状のブート・ジョロキアをたっぷり入れてあり、地獄を食べてパスポートをもらわないと天国は食べられません。
 迷わず天国行きの食券を買ってカウンター席へ、店長さんはいらっしゃいませんでしたがホール担当と調理担当の店員さんには顔を覚えられてしまっています。
 こちらはまだ覚えていないというのに。

 ツイッター始めましたのQRコードを読み取ってフォローしていると、5分ほどで灼熱天国つけ麺880円
 ラーメンを麺とスープに分け、分けたスープは汁気を減らして粘度を高くしてあります。
 麻生製麺の特注麺である中細の真ん丸い麺を適量手繰って、つけ汁に押しつけるようにして沈めて食べてみると、おお、旨い。
 辛さはラーメンの天国ほどではなく、トマト、ニラ、タマネギが程よく混ざった酸辣湯麺風の餡掛けがとても美味しい。
 こりゃ冬でもつけ麺かなと二口目に麺に箸を延ばすと、カッと喉の奥で爆竹が発火したような刺激。

 まさか入れ忘れるワケのないジョロキア、カーッと熱くなってきました。
 まあこの位なら余裕と食べ進めると辛い痛い辛い熱いがどんどん強くなっていきます、麺に延ばす箸が少しずつ遅くなってしまって、ついに止まってしまいました。
 命と引き換えにラーメンを食べるわけにはいかないので、このままギブアップしてしまおうと思いましたが、とりあえずちびりちびりとお冷やを飲んで舌を冷やします。
 殆ど汁気のない餡だけのつけ汁ですので、麺を浸ける度にみるみるうちに減っていきます。

 もう一口だけ、もう一口だけ、と食べて、再びお冷やを少し飲んで舌を冷やし、何でこんな思いをしてまでも食べなくちゃいけないのか分からないけど、箸を止めて呼吸を整え。
 途中、店員さんが声を掛けて下さったので「ラーメンのより辛いですね」と聞くと、ジェロキアの分量はラーメンと同じとのこと、本当かなぁ。
 何とか20分掛けて食べきり、スープ割りをお願いしました。
 鶏ガラスープの割スープの何と美味しいことか、ふう、美味しかった、ご馳走様でした。

 立ち上がって何気なく厨房を眺めるとデスソースの瓶が数本転がっていて、「インターネットで買って、今、研究中なんです」とのこと。
 デスソースを後から入れるラーメンは何度も食べたことがあるけど、初めっから入っているのは数えるほどしかありません。
 次回訪問が楽しみであり怖くもあり。

 新宿テラスシティイルミネーション'12-'13
 毎年のシーンです。

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2012年11月23日

秋津と下永谷

/蒙古タンメン中本秋津にて味噌卵麺/豚そば成(なる)@横浜市港南区下永谷にて豚辛ねぎそば/

 人生には試運転が必要だが、一生試運転というわけにはいかない。
 人生にはやり直したいことが多くあるが、やり直すかどうかは本人次第である。

 お昼は蒙古タンメン中本秋津、中本本支店は全て開店前に並んだことがあると思っていましたが、ここ秋津店は今日が初めてです。
 未だ限定メニューを発売せずに沈黙を保っている秋津店、定刻の開店時には10人以上が開店待ちをされています。
 開店直後に並びたかったのですが、諸般の事情が許さず、いまここにこうしているわけですが。

 店内に入ると知った顔の男性店員に混じって知らない顔の女性店員さんがいて、独特の接客をされていました。
 券売機で食券を買って、店内奥のL字カウンターの短い辺へ、壁には金色に光り輝く蒙古タンメンの文字。
 まずはビール500円、昼間っから飲むビールの旨いこと旨いこと。

 程なくして味噌卵麺850円、言わずと知れた大前店長作。
 美味しいラーメンは麺相が美しい、綺麗に乳化した辛味と旨味が十分なスープ、美味しいですねぇ。
 味噌卵麺のモヤシはしゃきしゃきした炒め加減が最高ですが、僅かな煮込まれ感を伴って至高となります。
 サッポロ製麺の中太麺もちょうどいい茹で加減でスープによく合います。

 良いお店は良いお客さんが作る、秋津店は良いお客さんに支えられているんですね。
 サッポロ製麺の中太麺もスープによく合ってとても美味しいです。
 ささっと食べ終わってご馳走様でした。

 続けて下永谷なのですが、ぱっと最短経路(最低運賃経路)が思い浮かばないので調べてみます。
 新秋津から一番早く行くには登戸、武蔵小杉、戸塚乗り換えらしいけど1280円、一番安く行くには登戸、新百合ヶ丘、湘南台1000円。
 乗り継ぎのタイミングもあるけど10分違うだけだし、小田急線上は定期券内だから安くなるし。
 ということで登戸のドトールで一息入れてしまいました。

 乗り換え駅の湘南台にステキがオブジェがあったので、ついつい写真を撮っていたら一本乗り過ごしてしまいました。
 ずっと最寄り駅が上永谷だと思っていて、駅から15分では無理だよなと思っていて、改めて調べてみたら下永谷からだと徒歩12分です。

 住宅街の一本道を歩いて行くと突然環状2号線にぶつかり、すぐ右手に豚そば成(なる)@横浜市港南区下永谷
 ラーメン仲間から誘われた飲み会で、お店に行こう行こうと思っていてずっと行かれなかったので誘われて嬉しいです。
 店内に入って先ずは店主さん、女将さんにご挨拶、ご無沙汰してしまっていて申し訳ありません。
 幹事さん、お誘い頂きましてありがとうございます。

 奥のテーブル席に向かうと既に大盛り上がり、かと思ったらビールの配膳待ち、その待ちに加わって最後にビールが届いたのでそのまま勝手に乾杯の音頭としゃれ込みます。
 お土産を渡したい友達がすぐ近くの席で、酔っ払って盛り上がってしまう前にお渡しできて助かりました。
 飲み会と言うことで事前に予約してあるから、ザンギ、塩辛、ハッシュドポテト、おでん、モツ煮、と普段はメニューに無い料理が次から次へと出て来ます。

 どの料理も美味しかったのですが、一番美味しかったのはモツ煮、スープがかなり辛めに仕上げられていました。
 途中でこのお店の常連さんも参戦、顔を見たらどこかでお会いしたことがありますね。
 遅れて初めての人も参加、いつも変わらないメンバーで飲んでいると血が澱んでしまうので、新しい血を入れることはとてもいいことです。
 6時間(!?)ほど飲み食いしてラーメン、ラーメン好きなので全員がラーメンを頼んでいます。

 前回と違うメニューを食べなければと思いつつ同じメニューの豚辛ねぎそば750円、お酒の力は怖いですね。
 この店に限ってはそんなこと無いけど、ついクセでスープ全体をかき混ぜてからスープを味わってみると唐辛子だけではない辛さを感じます。
 事前に私が訪問することを伝えてあったからか、普段の豚そばに特別に配合された辛味ダレが沈められていて、極上の豚骨スープさらにワンランク上の美味しさに持ち上げています。
 豚骨スープは夜仕様の濃厚な味わい、このぶくぶくと泡立っているのがステキな香りの素ですね。

 こんなに美味しいのだから数量限定で定期的に販売されたらいいのに。
 極細麺は製麺所ではなく知り合いのお店から仕入れているような話しを小耳に挟みましたが、良く聞き取れませんでした。
 トッピングは大ぶりのチャーシュー、茹でモヤシ、細切りキクラゲ、薬味ネギ、飲み会特別仕様なのか味玉も乗せられています。
 ああ美味しかったと食べ終わってご馳走様でした。 

 海老名着いたのは22時半を過ぎていました。

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2012年11月22日

中本池袋の濃厚シリーズ

/名代箱根そばマルシェ新百合ヶ丘店にてかき揚げ天そば/蒙古タンメン中本池袋にて濃厚五目味噌タンメンの野菜大盛り/

 朝は名代箱根そばマルシェ新百合ヶ丘店にてかき揚げ天そば370円
 意を決してねぎ多めをお願いしたら、快く引き受けて下さいました。
 かき揚げがお店によって違うと言うことはお店で揚げていると言うことですが、サクサクしていてとても美味しかったです。

 仕事が終わって、蒙古タンメン中本池袋、来月1日には開店11周年の大くじ引き大会があります。
 私が中本に通い出したのが2008年9月ですので既に5年が過ぎています。
 5年前はくじ引きとかしないで先着何名かに中本手ぬぐいを配っていたような(曖昧な記憶)。
 開店記念の限定メニューとして発売される濃厚シリーズは、奇才田村副店長さんが炊き込む豚骨スープを北極ラーメン、冷し味噌ラーメン、味噌卵麺、五目味噌タンメンのスープにブレンドします。

 今回の発売は北極ラーメンと冷し味噌ラーメンが全期間(11/19-11/30)、五目味噌タンメンが前半(11/19-11/23)、味噌卵麺が後半(11/26-11/30)になります。
 店内の券売機で食券を買って店員さんに渡し、大抵は麺の茹で加減とか減量をお伝えするのですが、限定メニューということでそのまま。
 ブログを見てラーメンを食べに行かれる方も多いと想像し、麺量やトッピングはできるだけ標準となるように尽力しているのですが、中々うまくいきません。

 限定メニューの発売も手伝ってか店内は混み合っていて、15分ほどして着席、先ずは開店記念を兼ねてビール500円で一人お疲れ様会。
 この付き出しだけでビール半分は飲めるな、と、ぐびぐび飲んでいると、「お待たせしました」と濃厚五目味噌タンメン1000円の野菜大盛り60円
 ものすごくうまい。
 スープ単体で飲んでみたら気を失いそうなくらい旨い、二口、三口と飲んでしまいます。
 ふんだんに使った唐辛子と、味が強めの味噌と、骨を絞ったような豚骨出汁、ラーメンというか食べ物としてあり得ない組み合わせの味。

 お酒が飲める身体に産んでくれた親に感謝しつつお酒を味わうのと同じように、辛い食べ物を食べられるように産んでくれた親に感謝しつつ中本を味わいます。
 野菜には今週から白菜が加わっていて、大盛にしても見た目のカサは少なめですが、スープが染みこんでいて目眩がするほど旨い。
 麺はいつものサッポロ製麺の中太麺、いつもは麺少なめや麺半分にして「今食べることより食べ続けること」を優先しますが、今日は麺量を減らしていません。

 ものすごくおいしい。
 ラーメンは麺量だからスープやトッピングがどれだけ美味しくても麺がダメだとダメなのですが、この中太麺の美味しいこと。
 普段は「今食べることより食べ続けること」を優先して、麺やトッピングを食べながらスープを飲んだりしないのですが、今日は飲みます。
 麺などを食べ終わった頃にはスープがほとんど残っておらず、気が付いたら両手で丼を持ち上げてスープを飲み干していました。
 ああ、旨かった、ご馳走様でした。
 また食べに来る、必ずだ。

 新宿テラスシティイルミネーション'12-'13
 例年ならば、ここに文字が書かれているのですが。

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