問合せ先:教育委員会事務局 指導部 初等教育担当(06-6208-9196)
平成24年11月5日 10時15分発表
大阪市立小学校教諭が、校内の教室において、小型ビデオカメラを使用して、女子児童の着替えの様子を撮影したことが判明しました。
このたびのことは、全市をあげて不祥事の根絶に取り組んでいる中、また、法を守るべき立場にある公務員として、あるまじき行為であり、児童・保護者・市民の皆様の本市学校教育に対する信頼を著しく失墜させましたことは、誠に遺憾であり、深くお詫び申し上げます。
当該教諭は、昨日教頭及び教育委員会事務局職員に伴われて旭警察署に出頭し、現在拘留中であります。今後、確認された事実に基づいて、速やかに当該教諭の処分について厳正に対処してまいりますとともに、服務規律の確保について重ねて徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります。
1 当該教員
大阪市立小学校 教諭 (28歳)
2 事実の概要
平成24年10月31日(水)午前8時20分ごろ、女子児童が更衣をしていた教室のロッカーの上にライターが置いてあるのを発見し、5年生の担任に届けた。担任は児童の届けたものがライターではなくライター型のUSBメモリーであると思い、校長に預けた。校長は職員朝会で所有者を確認したが名乗り出る者はいなかった。その後校長がライターを調べた結果、使い捨てライター型の小型ビデオカメラ(マイクロSD内蔵)であることが判明し、中には5年女子児童4名が体操服に着替えている様子が録画されているデータが入っていることが分かった。
11月3日(土)校長が当該教諭に確認したところ、自分がしたと認めたので、詳しく聞き取ったところ、今回と同様の方法で10月19日(金)に5年生女子5名、10月24日(水)に6年生女子10名の更衣している様子を撮影していたことが判明した。10月19日と10月24日に撮影した映像については、当該教諭がその日の放課後に見た後すぐに削除していたのでカメラの中にはデータは残っていなかった。
11月4日(日)教育委員会事務局において、当該教諭の聞き取りを行った後、同日午後4時15分ごろ、教頭及び教育委員会事務局職員とともに、旭警察署に出頭し、建造物侵入と軽犯罪法違反容疑で逮捕され、現在も拘留中である。