日本原子力研究開発機構は27日、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の設備点検を巡り、延べ9679件の内部規定上の手続きを怠っていたと発表した。もんじゅは2010年の炉内への装置落下などで長期停止しており、安全上の影響はないとしている。
同日、保安検査を始めた原子力規制庁に報告した。
原研機構は電気・計測制御機器ごとに点検計画を策定。点検が間に合わない場合、安全性に影響がないことを確認し、書類に残すなどの延長手続きを取るよう内部で定めている。
しかし2010年7月以降、約3万9千件の点検項目のうち、2割強にあたる延べ9679件でこうした手続きを怠っていた。
原研機構によると、10年からの停止の影響で大量の機器で点検時期の見直しが必要になり、機器数が多すぎて対応できなかったという。
もんじゅ、日本原子力研究開発機構
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