再開発鉱山地域情報
 この再開発金山は、現大分県日田市から福岡県久留米市、八女市等にまたがる広大な地域にたくさんの旧鉱跡が点在する旧久留米有馬藩所有の金山です。 金品位は極めて高く、昭和28年当時、専門書日本金山誌によると、金40g/t ・銀260g/ t等の記録があります。当時東洋一の金山として有名な鯛尾金山も隣接地に位置し 同じ鉱脈帯に属するものであり、まさに日本随一の金山として有名です。
星野村周辺マップ
金山神社


7年(1284年)に金山が開発され、産金がつづけられてきましたが、寛永元年(1624年)から明暦現年(1655年)までの間が金山の隆盛な時で、三坂に金山町が出来、黄金山正念寺が建立されました。
金山神社は正保2年(1645年)池田興兵衛の手によって建立されました。金山で働く人々の安全と産金の増大を祈願されたものと思われます。祭神は大山祇命と金山彦神の二神であります。
久留米藩主有馬公の崇敬も厚く、「金山大明神」の額の文字は、享保7年(1722年)壬寅之歳に崎水巴陵禅師の書、瀬渡將捷彫之と篇額裏面に陰刻されています。
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