'12/11/26
祝賀・TV…サンフレ大忙し<動画あり>
サンフレッチェ広島のJ1初制覇から一夜明けた25日、森保一監督(44)や選手はイベント、テレビ出演、取材などに引っ張りだこ。ファンにも初優勝を報告し、喜びを分かち合った。
安芸高田市の吉田サッカー公園であった「ふれあいサッカーフェスティバル」に、森保監督と佐藤寿人選手(30)ら18選手が参加。子どもやファンたち約1400人から歓声を浴びた。森保監督が「みなさんの応援で優勝することができました」とあいさつすると「おめでとう」とファンから掛け声が飛んだ。
主催の同市地域振興事業団が直径1メートルの大型くす玉を用意。選手と子どもたちで割ると「J1優勝おめでとう」と書かれた垂れ幕が飛び出し、歓声と拍手に包まれた。
子どもがサッカー教室に参加した広島市安佐南区長束、会社員川本保夫さん(42)は「広島ビッグアーチで優勝の瞬間を見て感無量だった。きょうは親子で思い出を作りたい」と余韻に浸っていた。
日韓親善をテーマに広島市南区であったサッカー教室にはファン・ソッコ選手(23)らが来場。ファン選手は「皆さんの支えで初制覇できた」と感謝した。
メディア対応にも追われた。テレビ番組出演や雑誌のインタビューなどが、24日のC大阪戦終了の約3時間後からスタート。テレビの収録は翌日の午前3時前まで続き、25日も生出演などが相次いだ。26日までの出演は20本を超える。
【写真説明】吉田サッカー公園で花束を受け取る佐藤選手=中央(撮影・山崎亮)