Ｊ１サンフレッチェ広島の練習拠点がある安芸高田市吉田町の二つのファンクラブが２４日に広島ビッグアーチであるＣ大阪戦に駆け付け、優勝が懸かる大一番を盛り上げる。

　安芸高田市サンフレッチェ広島ファンクラブと吉田サッカー公園三矢の里ファンクラブ。市ファンクラブは当日、大型バス２台で会場へ。よろいを着た武者を含む８０人が「目指せＶ」などと書いた横断幕を掲げる。

　三矢の里ファンクラブは藤保弘之会長（６９）の自家用バスで応援に行く。これまでもホームの試合は欠かさず観戦。当日は試合会場に旗を持ち込み、１２人で応援をする。

　市ファンクラブの住吉峰男会長（５１）は「１９年前の第１ステージ優勝の感動をもう一度味わいたい」と話す。藤保会長は「ユース時代から顔なじみの選手ばかり。目の前で優勝を見たい」と期待する。

　２４日に優勝が決まれば、吉田サッカー公園で２５日にあるふれあいサッカーフェスティバル（市地域振興事業団主催）の中で、ファンを前に選手が大型くす玉を割り、喜びを分かち合う予定。

【写真説明】自家用バスの前で２４日の応援を語り合う安芸高田市サンフレッチェ広島と三矢の里の両ファンクラブの会員