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'12/11/26

宮島の展望台12月にも改築へ




 世界遺産の島・宮島(廿日市市)の弥山山頂にある老朽化した展望台の建て替えを、広島県が12月中旬以降に始める。解体撤去を経て、来年3月から新たな展望台を建設、9月末までの完成を目指す。撤去工事期間の年末年始も、初詣などで山頂に上ることはできる。

 現在の展望台は1964年に県が建設。鉄筋2階、地下1階の延べ約160平方メートルに、トイレ棟が隣接する。階段や手すりの腐食や雨漏りなどの老朽化が目立っていた。

 新たな展望台は鉄骨2階、延べ約190平方メートルで休憩所やトイレを備える。県は解体業者を12月中旬までに選定。資材の搬出入にはヘリコプターを使う。

 弥山山頂は自然公園法に基づく瀬戸内海国立公園の特別保護地区に含まれる。このため解体撤去は建設した県が受け持ち、新築整備は環境省が担い、事業施行を県に委任する。

 また、宮島は全島が文化財保護法に基づく国の特別史跡・特別名勝のため、建物の新築は文化庁の許可が必要。県は当初、11年度の完成を目指していたが調整が長引き、ことし7月に許可がずれ込んでいた。

【写真説明】12月中旬にも建て替えが始まる弥山の展望台。手すりがさびるなど老朽化が目立つ




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