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【プロ野球】

栗山監督「魂伝えた」 あとは信じて待つ

2012年11月27日 紙面から

 自らの思いは語り尽くした。交渉を終え、大谷を見送った後に会見した栗山監督は、「魂の部分を伝えさせてもらった。思いはすべてぶつけました。伝わった実感はある」と語った。交渉に初めて出席した指揮官は開始1時間前に到着。ネクタイとマフラーを花巻東高のチームカラーである紫で統一して会談に臨んだ。

 評論家時代に精力的に取材した蓄積を惜しまず披露した。高橋尚成(パイレーツからFA)が巨人時代からメジャー球でも練習するなど、日本で入念な準備をして海を渡ったこと。ドジャースなどで活躍した野茂英雄らのマウンドへの対処方法−。二刀流についても真意を説明した。「夢に向かって一緒に頑張ろう」と語りかけ、まず日本ハムに進むのが最もいいと訴えた。

 球団は大谷に伝えたいことをすべて伝えたとして、交渉は今回で最後とする方針を示した。次に大谷と接触する時は結論が出ることになる。「この後は判断を待つしかない。信じて待つだけ」と栗山監督。思いが通じたと信じて、北の大地で吉報を待つ。 (川越亮太)

 

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