秋田八幡平クマ牧場:ヒグマ1頭死ぬ /秋田
毎日新聞 2012年11月27日 地方版
県生活衛生課は26日、従業員2人がヒグマに襲われ死亡した鹿角市の秋田八幡平クマ牧場(閉鎖)に残されたヒグマ21頭のうち、メスのヒグマ1頭が死んだと発表した。
同課によると、死んだヒグマは推定年齢20歳以上。死因は老衰とみられる。衰弱していたため、今月9日に同じオリにいた他の4頭と隔離していた。22日から食欲が極端になくなり、横たわって動かないことが多くなっていたという。
同牧場のクマのうちツキノワグマ6頭は北秋田市の阿仁熊牧場に移送されたが、このうち2頭が死んだ。死因は急性腸炎とみられる。【坂本太郎】