【全国ヘルシーMAP】香川「さぬき野菜うどん」
全国的に有名な香川県の特産品といえば、何といってもさぬきうどん。昨秋に“うどん県”改名を宣言し、香川県出身の俳優・要潤を“うどん県副知事”に任命するなど話題性十分で、うどん人気にさらなる拍車がかかっている。
香川県農政水産部の調べによれば、県民が自宅や外食で1か月にうどんを食べる回数は男性の54%、女性の35%が10回以上で、全体では43%。1回に食べるうどんの玉数は男性の77%が2玉以上、女性では68%が1玉。好きなメニューは、自宅で食べる場合はかけうどん、外食の場合は、天ぷらうどんが人気だ。
うどんは基本的に小麦粉、塩、水でできているので、それをかけか天ぷらとともに食すとあれば野菜不足が心配だ。実際、香川県民の野菜摂取量は、女性が全国ワースト1位、男性がワースト2位と少ない。
そこで県では、県民の健全な食生活を通じた健康づくりの推進として、野菜をたくさん摂取できる「さぬき野菜うどん」を考案。野菜を5種類以上、合計100グラム以上使用することが条件で、県内16店舗で味わえる。
使用する野菜は店舗により異なるが、レタスやトマト、キュウリなどが一般的。「あっさりしていておいしい。うどんは野菜にもよく合う」と、評判は上々だとか。
一方、香川県では国産オリーブの99%を生産しており、全国屈指の品質を誇る讃岐牛にオリーブの搾り果実を与えて育てたブランド和牛「オリーブ牛」、オリーブの葉の粉末をエサに添加し養殖した「オリーブハマチ」も名物。オリーブには動脈硬化・高血圧・心疾患といった生活習慣病を予防・改善するといわれているオレイン酸、老化防止・疲労回復などの効果を期待できる抗酸化成分が豊富に含まれており、県ではこれらを具材にしたヘルシーさぬきうどんも提案している。
オリーブ牛とオリーブハマチを使ったうどんはやや難易度が高いが、家庭にある野菜で簡単に作れる「さぬき野菜うどん」は、野菜不足が気になる人ならマネしてみる価値はある。
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