済州特別自治道と文化財庁は、日本による侵略の歴史を伝える済州市の私設博物館「済州戦争歴史平和博物館」の買い取りを決め、資産価値などを鑑定した結果、合計61億5600万ウォン(約4億6400万円)との暫定評価が出たと26日に発表した。同博物館は資金難で今年9月、日本人への売却覚書が交わされたと報じられていた。今回の評価では、旧日本軍によって作られた洞窟陣地が25億5600万ウォン(約1億9300万円)などの価値を持つとされた。