歌謡曲界「デュエットブーム」のナゼ
2012年11月26日 16時10分
演歌・歌謡曲界では今年、異常なほどの「デュエットブーム」が起きている。老舗レーベル4社で計21作品がリリースされており、中にはロングヒットを飛ばす曲も。
東京・浅草神社では22日、3代目コロムビアローズ(29)と走裕介(38)が初デュエット曲「5分5秒の二人」のヒット祈願を行った。2人が所属の日本コロムビアは、同曲を含めデュエットソング5作品をリリース。テイチクエンタテインメントでは最多8作品のデュエットを世に送り出した。
ただ数を出しているだけではない。大ヒットの兆しをみせている曲もある。増位山太志郎(64)と松居直美(44)の「秘そやかに華やかに」だ。オリコン演歌チャートで17週連続30位以内をキープ、作詞大賞にノミネートされたほど。
デュエットでの各社競合現象を、あるレーベル関係者はこう分析する。「演歌・歌謡曲ってのは大体、1~3月までに新曲を出すが、夏過ぎには売り上げも落ちてくる。すると“何か売り上げが立つような企画は?”と探した結果、こうなったってことだろう」
企画なら目線を変えて、ジャズやポップスを単発で歌ってもよさそうだが「それをやってしまうと、本線の演歌がかすんでしまうので、歌手も作り手も正直、怖い」と同関係者は明かす。
「結局どこもCD不況で体力がなくなっている。企画モノを出さなきゃ乗り切れないってのが正直なところ。デュエットなら歌手のイメージも壊さないし曲がよければ増位山のようなヒットも出るかもしれない。買うほうにとっても新鮮味があるんだ」
ピンチがチャンスを生んだブームのようだ。
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