Welcome Japan
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Sea Shepherd News
Commentary/Editorials
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Equality Statement
The Sea Shepherd Conservation Society operates internationally without prejudice towards race, colour, religious belief or any other consideration except for an impartial adherence to upholding international conservation law to protect endangered marine species and eco-systems.
環境保護団体・シーシェパードは、人種、肌の色、宗教や信仰の違いに偏見なく、公平な立場で、絶滅の危機に瀕した海洋生物・海洋エコシステム保全を目的に制定された国際自然保護法を駆使して、国際的に活動しています。
Those illegal operations that we oppose routinely attempt to accuse Sea Shepherd of being anti-Japanese, anti-Native American, or anti-Scandinavian etc, for our opposition to illegal whaling or the killing of dolphins. We are accused of being anti-Canadian or anti-African for opposing the slaughter of seals. We have been accused of being anti-Latino for opposing illegal South American shark finning operations.
我々、シーシェパードが違法に取引される海洋生物を保護する目的で継続的に行っている活動は、捕鯨やイルカの大量虐殺を阻止する立場をとっている為、「アンチ・日本」、「アンチ・ネイティブアメリカン」、または「アンチ・北欧人」等と非難されています。又、シーシェパードは毛皮目的で行われるアザラシ猟に抗議している為、「アンチ・カナダ人」や「アンチ・アフリカ人」とも呼ばれました。南アメリカで行われる違法なサメのフカヒレ猟では「アンチ・ラテン系民族」と非難されました。
Nothing could be further from the truth. We do not oppose Japanese or Norwegian whaling - we oppose illegal whaling as defined under international conservation law. We do not oppose Canadian or Namibian sealing, we oppose the killing of seals.
しかし、真実はこれらの非難とは全く異なります。 我々は、日本やノルウェーの捕鯨に抗議しているわけではないのです。 シーシェパードは、国際自然保護法で定義された「違法な捕鯨活動」に反対しています。 カナダやナミビアで行われるアザラシ猟に反対をしているわけではなく、アザラシを殺すことに抗議しているのです。我々は「人間の欲望を満たし、更なる豊かさを追求する」行為自体に疑問を抱いています。
The Sea Shepherd Conservation Society operates outside the petty cultural chauvinism of the human species. Our clients are whales, dolphins, seals, turtles, sea-birds and fish. We represent their interests.
環境団体・シーシェパードは、各々の社会で生み出され、時に悪利用されがちな「文化的愛国主義」にとらわれず活動しています。シーシェパードの焦点はクジラ、イルカ、海ガメ、海鳥や魚類の保全です。海洋生物がもたらす素晴らしさ、重要性を示すのが我々の役割でもあります。
Sea Shepherd volunteer crew come from all over the world including from the nations that we are forced to oppose like Japan, Norway, and Canada.
シーシェパードのボランティアは世界各国から集まっています。彼らの中には日本、ノルウェーやカナダなど、我々が止むを得なく抗議活動を行っている国々出身の者もいます。
We are not anti-any nationality or culture. We are pro-Ocean and we work in the interests of all life on Earth. We only oppose criminals and criminal operations.
シーシェパードは特定の国や文化を否定しているのではありません。 海洋エコシステム保全の為に、そして地球上の全ての命の為に活動しています。 我々は、法律に反する行為、犯罪にのみ抗議します。
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7 February 09
Blog from Operation Musashi by Japanese crew member
2009年2月7日
シーシェパード 南極海クジラ保護キャンペーン
スティーブ・アーウィン号 日本人乗組員より
日本政府と報道機関の南極捕鯨に対する姿勢にはうんざりしている。
それでも違法捕鯨の事実・実態を少しでも多くの日本人の方に伝えたいと思ってこの二ヶ月間スティーブ・アーウィン号に乗船し南極海を航海してきた。 英語を話さない多くの日本人の方にとって捕鯨問題の情報収集源は日本鯨類研究所のメディアリリースと日本メディアのみであり、その情報と真実のギャップを 少しでも埋めたいと思ってスティーブ・アーウィン号からブログを更新している。私の言葉や行動は直接政府の監視下にはないし、政府にコントロールさせな い。私がここにいる最大の理由は、絶滅の危機に瀕した野生動物しかも国際海洋生物保護法で守られるべき動物が法律の抜け穴を利用した日本の「調査捕鯨」に 利用され殺戮される姿をこれ以上見たくないからだ。また政治、経済、社会、私達一人ひとりの生活がグローバル化し、それに伴い環境問題にも世界的規模で直 面しなければいけなくなってきた。各々の国に問題や課題はあり、日本の南極捕鯨もその一つであると思う。
なぜ南極捕鯨がこんなにも世界から批判されているのか?
なぜ日本政府がシーシェパードを「エコテロリスト」と呼んでいるにもかかわらず、世界の国々、報道機関からは全く相手にされていないのか?
本当にシーシェパードはテロリストなのか?
こういった問題を少しずつ解決するために、まずは日新丸を発見した2月1日から第三勇新丸と衝突が起きた6日の間に起きたことを書きたいと思う。
2月1日
シドニー時間午前9時30分、南緯67度18分 西経163度52分 ロス海北端に捕鯨船団(日新丸と三隻のハプーン船)を発見。スティーブ・アーウィン号が側で航海し続ける限り捕鯨船団は捕鯨が出来ない(クジラを殺戮する姿を撮影されたくない)ため追跡を開始する。
2月2日
午前5時、捕鯨活動をパトロールするためゴムボート二隻とヘリコプター一機を配備。ハプーン船(勇新丸、第二勇新丸、第三勇新丸)に接近した際、ゴ ムボート乗組員は真鍮ボルト、鉛の塊、金属片、ゴルフボールを捕鯨船団から投げつけられる。真鍮ボルトがゴムボートに乗船していたローレンス・デ・クルー ト(オランダ)の顔面に直撃。幸いにもヘルメットのシールドがあったおかけで重症を負わずにすんだ。また撮影をしていたカメラマンが顔面に高圧放水銃を浴 び倒れる。打撲傷と切り傷を負うも日本鯨類研究所のメディアリリースには「けが人なし。高圧放水銃は乗組員に向けて撃たずゴムボート船体に向けた」という 記述が。「シーシェパードの自己宣伝や一部報道にあるような調査船が活動家らに対して金属性の物体を投げつけたという事実はない」と主張。シーシェパード は捕鯨船団による攻撃の一部始終を公式ウェブサイトに載せる。また負傷したカメラマンを含む乗組員全員が高圧放水銃に撃たれ、4台のカメラが故障。
日新丸とハプーン船三隻が長距離音響発生装置(Long Range Acoustical Device; LRAD)をスティーブ・アーウィン号とゴムボートに向けて使用。日本鯨類研究所と日本メディアは今も尚この装置について一切報道していない。
捕鯨船からの攻撃の際、ゴムボートの乗組員は腐ったバターの入ったビン、また染料が混入したビンをハプーン船に投げる。
日本鯨類研究所は「シーシェパードは悪質な暴力行為を5時間に渡って繰り返した」とコメントしているが捕鯨船の暴力行為については一切言及していない。
2月3日
シーシェパードが24時間以上に渡って捕鯨船団を監視していた為一頭のクジラも殺されていなかった。日新丸の後方を航海。
2月4日
午前5時、三隻のハプーン船がスティーブ・アーウィン号に向かってそれぞれ違う方向から直進。
第二勇新丸が攻撃を開始。スティーブ・アーウィン号の船首に異常接近し、左舷から右舷にもの凄い勢いで横切る。勇新丸と第三勇新丸も同様にスティー ブ・アーウィン号に異常接近する。ハプーン船は最高25ノットのスピードで航海でき、Uターンや急ブレーキという巧みな操舵が可能だがスティーブ・アー ウィン号は最高速度17ノットまでしか走れな。三隻のハプーン船はそれぞれ違う方向からスティーブ・アーウィン号に直進し、ぎりぎりのことろでUターンを してスティーブ・アーウィン号の乗組員を脅した。捕鯨船団の素早い攻撃をスティーブ・アーウィン号が避けようとしたが捕鯨船団のような操舵は不可能であっ た。
2月5日
捕鯨船団の苛立ちは更に暴力的なものとなって現れる。
12時11分、一頭のナガスクジラが目撃される。これをさかえにスティーブ・アーウィン号は二隻のゴムボートとヘリコプターを配備。勇新丸はス ティーブ・アーウィン号の船首にロープを投下してスクリューを破壊しようと試みる。三隻のハプーン船が入れ替わりスティーブ・アーウィン号の船首を攻撃。 他のハプーン船もスティーブ・アーウィン号の周りを円になって航海する。4日に引き続き、三隻のハプーン船がスティーブ・アーウィン号に全速力で直進しU ターンをするという脅迫行為が続く。
12時30分、日新丸がヘリコプター操縦士とカメラマンでに長距離音響発生装置を使用。ボリュームを上げてヘリコプターを攻撃。スティーブ・アー ウィン号にも幾度と無く装置を使用し、音響発生装置を利用した攻撃は一日続く。依然として、日本鯨類研究所は軍用レベルの対人兵器システム使用を全否定。 日新丸がスティーブ・アーウィン号に全速力で直進、スティーブ・アーウィン号に体当たりをしようと試みる。
ゴムボートでハプーン船の周りを旋回していたスティーブ・ロースト(英国)は音響発生装置の影響で、目まいを感じボートに倒れこむ。倒れた際に目の上を負傷、五針を縫う怪我を負う。
勇新丸は再びスティーブ・アーウィン号の船首に近づきスクリューにロープを絡ませようと試みたため、キャプテンがスピードライン(海水に転落した人物を救助する目的で使用されるロープ)を発射。
燃料補給のためスティーブ・アーウィン号に着陸を試みるヘリコプターにハプーン船が異常接近。ヘリコプターデッキ(スティーブ・アーウィン後方)右舷から妨害。
海幸丸発見、行方不明の第二共進丸乗組員の捜査活動をシーシェパードが支援しようとした際(鯨類研究所や日本メディアは「妨害行為」と報道)は日本 メディアからの電話インタビューで忙しかったが、捕鯨船団がシーシェパード側に暴力行為を連日続けるようになってから日本メディアからの電話インタビュー の依頼がなくなった。毎回インタビューを行っていたフジテレビからの連絡も途絶えた。日本政府や鯨類研究所の都合の良い事柄しか日本国内で報道されていな いことを再確認。政府からインタビューの規制がかかっているのかもしれない。
2月6日
午前5時30分、日本捕鯨船団がクジラを殺戮し始めハプーン船が日新丸にクジラ一頭を運ぶ。
6時30分、二隻のハプーン船が日新丸に集結し、その一隻(恐らく勇新丸)がクジラを搬送。第二勇新丸がクジラを搬送中の勇新丸をかばう形で勇新丸 の左舷に待機。10分ほどでクジラの搬送が終了。日新丸の船尾に尾から宙吊りにされ引き揚げられるクジラの姿は見るに耐えなかった。その後もスティーブ・ アーウィン号は日新丸後方を追跡し続けるが、日新丸はまるで私達に捕獲され解体されるクジラを見せつけるかのようにクジラの内臓や肉片を海に投げ込み、そ れが航跡を伝わって私達の目の前まで流れてきた。時には大きな肉の塊まで海に投げ込む。手付かずの自然が広がる南極海にクジラの肉片が漂っている状況に違 和感を覚えた。多くのシーシェパード乗組員は捕鯨船団のこういった行為に激しく落胆し静まり返った。目の前でクジラが殺される姿を30年以上見ていない ポールもこの事実に驚愕した。
7時35分、VHFラジオで捕鯨船に「国際捕鯨委員会で禁止されている違法捕鯨行為を直ちに止めなさい」と警告。
7時45分、勇新丸がスティーブ・アーウィン号の左舷から長距離音響発生装置を使用。
7時53分、捕鯨船団同日2頭目のクジラを搬送する。日新丸船尾にある傾斜面に(勇新丸が)クジラを搬送する作業をスティーブ・アーウィン号が妨げ ようとしたため、日新丸とスティーブ・アーウィン号の間にもう一隻のハプーン船(第二勇新丸)が力ずくで入ってきた。その結果第二勇新丸とスティーブ・ アーウィン号が軽く衝突。キャプテンは「勇新丸が右舷にいたので(右舷には)方向転換できなかった。衝突を避けるために後退しようとしたが、第二勇新丸の 存在が回避を困難にした」とコメント。
8時頃、日新丸とスティーブ・アーウィン号が急接近。日新丸からの警告メッセージも長距離音響発生装置を通して流される。また高圧放水銃で攻撃される。
11時30分の時点で5~7頭のクジラが捕獲された模様。シーシェパードはクジラが殺戮されている様子をヘリコプターから撮影、ウェブサイトに載せ る。ヘリコプター操縦士クリス・オールトマンはクジラがハプーンで撃たれ30分以上もがき苦しみながらしんでいく一部始終を目撃。「ハプーンがクジラの背 部に当たった瞬間ものすごい音と衝撃が生じ、空中を旋回していた私達もその衝撃を体で感じた。榴散弾のついたハプーンの先端が当たったクジラの背部には直 径50センチ程の穴が開き、その後熱い榴散弾がクジラ内臓を粉々に引き裂いた。クジラが泣き叫び海中に逃げようと全身をバタバタさせるが捕鯨船の日本人乗 組員がハプーンの繋がれた線を手繰り寄せ、クジラが捕鯨船の脇に引き揚げられた・・最後に銃口をクジラに当てて殺した」と証言。
12時30分、NHKから電話インタビューの依頼が。今朝起きた「第二勇新丸との衝突」について20分ほど話した。
13時00分、フジテレビ・クアラルンプール支局と電話インタビュー。日本鯨類研究所がシーシェパードの「エコテロリスト」ぶりを言及した時のみ日 本メディアから連絡が入ることに失望。NHK,フジテレビの両記者とも長距離音響発生装置や金属片を投げつける捕鯨船団の悪行については一切知らされてい ない様子。また興味が無いようだ。
16時50分、勇新丸が再びクジラを日新丸に搬送。スティーブ・アーウィンは日新丸後方を航海。
16時55分、引き続き第三勇新丸が日新丸に接近、搬送を試みる。
17時00分、日新丸が第三勇新丸左舷に固定してあったクジラの死骸にホックを繋ごうとした際第三勇新丸の左舷船尾とスティーブ・アーウィン号の右 舷船首が衝突。第三勇新丸は近距離で長距離音響発生装置を使用しスティーブ・アーウィン号の操舵が困難になったためだ。また捕鯨船はゴルフボール、金属 片、高圧放水銃で攻撃。シーシェパードは腐ったバターと染料が入った液体を投下。
連日起きる捕鯨船団からの嫌がらせや長距離音響発生装置の使用でスティーブ・アーウィン号乗組員は疲れ果てている。またシーシェパードがロス海を巡 回していたにもかかわらず、目の前でクジラを殺されたショックは大きかった。クジラが尾から宙吊りにされ口から大量の血吐きながら私の目を前を搬送された 姿は今でも忘れることができない。
スティーブ・アーウィン号の乗組員に金属球やゴルフボールを投げつけ、高圧放水銃を撃ち、長距離音響装置を6日間にも渡って使用し、無知なクジラを 最も残酷な方法で殺すことのできる捕鯨船団の姿は鬼そのものであった。捕鯨船団は何をしても日本政府から守られることを知っている。私達に暴力を振っても 日本国内で擁護されることを知っている。日本政府は南極捕鯨の真実を改竄し、簡単に一般日本人を欺けると思っている。
シーシェパードは南極海クジラ保護区域で守られるべきクジラを守り、国際自然保護法で定義された違法捕鯨に反対しているだけである。私達はエコテロ リストでも海賊でもなく、自然界を商業目的に利用し人間の更なる豊かさを追求する行為自体に疑問を抱いている。今回の捕鯨船団の悪態ぶりには正直驚いた が、今後のシーシェパードの活動に影響は与えない。日本捕鯨船団が南極海で捕鯨を続ける限りシーシェパードも南極海に帰ってくるだろう。
私は日本の南極捕鯨が終わるまで反対し続けます。
日本人の皆さん・・・早く目を覚ましてください。南極捕鯨を止めさせられるには「日本人」の力が必要なのです。
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8 January 09
Blog from Operation Musashi by Japanese crew member
2009年1月8日
シーシェパード 南極海クジラ保護キャンペーン
スティーブ・アーウィン号 日本人乗組員より
第二共新丸乗組員の捜索活動について
5日の早朝以降、南極海で捕鯨活動を行う第二共新丸乗組員白崎玄さんの行方が不明となっています。私達スティーブ・アーウィン号の乗組員は行方不明者の一刻も早い救出を願い、また捜索活動に全面的に協力するためニュージーランドのダネイディン南東1800海里の距離にある南極海で日本捕鯨船団に近づきました。
6日シドニー時間20時頃、スティーブ・アーウィン号は行方不明の乗組員の捜索を続ける日本捕鯨船団3隻をレーダー上に発見しました。発見当初からスティーブ・アーウィン号はVHFラジオで捜索活動を全面的に協力すること、また捕鯨船団に妨害行為を行うためにこの海域にいるのではないということを伝えました。これはスティーブ・アーウィン号に設置してあるヘリコプター1機、2台のゴムボートを利用すれば大規模な捜索活動を展開することが可能であり行方不明者の一刻も早い救出を願うキャプテンの意向です。その後もスティーブ・アーウィン号は捜索活動支援のメッセージを幾度と無く発信しましたが捕鯨船団からの応答は一切ありませんでした。
22時35分頃、第三勇新丸から初めての返信がありました。
約15分間に及ぶ交信は
*「エコテロリスト」であるシーシェパードからの支援には一切応じない
* 行方不明の日本人乗組員の捜索は日本捕鯨船団で継続する
という内容であり、シーシェパードの「公式な支援」には一切応じない様子でした。私達はその後もVHFラジオで捜索活動支援の旨を伝えましたが、第三勇新丸は支援を断り続けました。
第二勇新丸との交信後スティーブ・アーウィン号は第二共新丸に接近し、第二共新丸の左舷側から再び捜索活動支援の旨を伝えました。その際「妨害行為を第二共新丸に一切行わないこと」また「今回の事件は反捕鯨団体としても大変残念であると同時に、行方不明者の捜索活動が円滑に進むこと、行方不明者が一刻も早く見つかることを願う」という趣旨のメッセージを再び発信しました。第二共新丸からの応答はありませんでした。
一夜明け、日本鯨類研究所からは「シーシェパードは行方不明者の捜索活動を妨害した」というメディア・リリースが出されました。実際捜索が行われていた現場でシーシェパードと捕鯨船団のやり取りの一部始終を目撃していた私としては日本鯨類研究所の「虚言」は大変残念であると同時に、支援を試みたシーシェパードの努力、また行方不明の乗組員の家族の期待を裏切る許せない行為であり激しい憤りを覚えます。日本鯨類権所のメディア・リリースでは「捕鯨船4隻を利用して捜索」という記述もありますが、第三勇新丸はスティーブ・アーウィン号を発見するなり捜索活動を中断し、以降14時間以上に渡ってホバートに寄航する私達を追跡してきました。
また7日の午後に行ったフジテレビの電話取材では、スティーブ・アーウィン号が捕鯨船団に歩み寄った際に「航海灯」を点火していなかったということを指摘されましたが、実際スティーブ・アーウィン号に乗船している私にとってこれも事実に反するでっちあげだということは明らかです。この数週間、南極海を航海している私達は「夜」を体験していません。南極海では経度が上がるにつれて白夜が続くからです。航海灯は日の光が照り続き、海上が暗くない場合は点火しなくてもいいというルールがありますが私達が捜索活動を続ける捕鯨船団に接近していった際、ブリッジの照明は消してありましたが(この日に限らず夜間は常に消してあります)航海灯は点火していました。スティーブ・アーウィン号は捕鯨船に私達のポジションを知らせないために航海灯を消し、こそこそしながら接近したという指摘もありますが捕鯨船団の当直員が私達のポジションをレーダーで確認できたのは明らかです。
今回の日本鯨類研究所のメディア・リリースによって、日本鯨類研究所は南極海で起こっている事実を改竄し、シーシェパードを「エコテロリスト」に仕立て上げ、南極捕鯨に都合の良い情報のみを日本人の方々に発信しているということを再確認しました。
またシーシェパードは第三勇新丸から「エコテロリストからの手助けは受けない」と言われましたが、私はシーシェパードが日本政府・メディアから一方的に「エコテロリスト」と呼ばれていることに同意できません。我々が本当のテロリストグループであるならここにいませんし、こういった公式なメディア・リリースもしないでしょう。自然豊かな地球・環境を全世界の人々・動植物の為に守る者と、環境破壊続け絶滅の危機に瀕している野生動物を違法に殺戮・商業目的に利用する者、どちらがエコテロリストなのでしょうか?このブログを読んでいる方々にも是非「エコテロリスト」という言葉の意味自体について再び考えてほしいです。
シーシェパードは国際保護法を駆使、施行し海洋生物を利用した違法取引・行為のみに抗議します。また、私達は法律に従って行動する非暴力を掲げる環境保護団体です。
シーシェパードの捕鯨船に対する妨害行為が暴力的だという非難もありますが、私達が行っているのはFORCE(国際法を適用して違法行為を阻止すること)でありVIOLENCE(暴力)ではありません。私達はクジラが目の前でもがき苦しみ、死んでいき、解体され、箱詰めにされるのを黙って見ていることは出来ません。「科学調査」の名の元に展開される日本の違法商業捕鯨からは、専門家から全く相手にされないデータや論文しか提出されていません。
クジラを愛する人はこの地球上にたくさんいます。その人達の心は毎年この時期になると苦しく悲しくなるということを分かってください。この気持ちが理解できない場合は、みなさんが飼っている大好きな犬や猫がハプーンで撃たれ最長1時間にも及びもがき苦しみ死んでいく姿を想像してください。クジラは群れで行動しています。仲間を奪われたクジラは死んで行く仲間の叫び声を聞き、悲しくて死んでしまう場合もあるようです。
シーシェパードや他の反捕鯨団体から発信されるメッセージや抗議行動によって日本の南極捕鯨の是非がかつてないほど問われています。しかし、私は一人の日本人として、日本人の優しい心と強さがあれば日本人によって南極捕鯨が中止できると信じています。
みなさんのご協力お願いします。
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30 December 08
Blog from Operation Musashi by Japanese crew member
2008年12月30日
シーシェパード 南極海クジラ保護キャンペーン
スティーブ・アーウィン号 日本人乗組員より
オーストラリア・ブリスベンを出航して早くも23日が経ち、天候の変わりやすく時には荒波が続く南極海の気候にもだいぶ慣れてきました。オーストラリア南極海領海を南下している際には、ペンギン、海鳥、アザラシといった南極海特有の野生動物他人生で初めてのクジラを目撃しました。氷山の漂う海を7、8頭の群れで優雅に泳ぐミンククジラを見たときの感動は一生忘れられないでしょう。
私達の目の前にはただひたすら真っ青な大海原が広がります。
早朝、目が覚めて新鮮な空気を吸いに船の甲板に出た時や他のクルーからクジラやペンギンの群れを発見したと聞いて興奮して外に飛び出した時、目の前には人間や自然破壊の影響が見られない手付かずの大自然が広がります。
南極海で初めてのミンククジラを目撃した数日後、船の右舷側10メートル程の距離にスティーブ・アーウィン号の様子を伺うザトウクジラに会いました。船が近づいても慌てる様子など全く無く、頭の先を何回も水面に出して私達を観察しています。人間に対して恐怖心よりも好奇心を抱き、我々が知らない海の中の世界を優雅に泳ぐクジラ。人間の何倍も大きな体を持つクジラ。私達と呼吸システム、子育て、グループ意識といった共通点も持ちますが、もし「賢い」ということが地球に存在する他の生き物や自然と上手く調和できる能力だとしたら人間よりもずっと賢いクジラ。
そんな神聖な南極海のクジラを日本政府は今年もミンククジラ935頭、ナガスクジラ50頭合計985頭を殺戮する予定です。また両種とも、「絶滅の恐れのある野生動物の国際取引に関する条約(ワシントン条約)」で絶滅の恐れのある種(Ι)と定義され商業目的の国際取引が全面的に禁止されているにも関わらず、世界の目を「調査捕鯨」という名の商業捕鯨で欺いているのも事実です。日本国内で鯨肉の需要が著しく低下している中、毎年5億円、過去20年間で約100億円もの血税を使い全く国益にならないことをしているだけでなく、南極捕鯨は世界に向けて日本人の間違ったイメージを発信しています。
「クジラ一頭殺されようが私の生活には全く関係ないこと」で済むことでしょうか。
自身の過ちを認めるのは難しいことですが、それが各々のアイデンティーを形成する主要素「文化」や「国」単位になるとナショナリズムにも拍車がかってしまいます。日本政府の非と問題に正面から立ち向かうこと、日本の捕鯨問題を日本人である私が否定するのにはそれなりの勇気が必要ですが一方で野生動物の生き残り、地球の自然環境の未来が架かっている重大事に無知無関心ではいられないと思うのです。
日本ではクジラを見る機会があまり持てないため、クジラの神秘さや素晴らしさを理解するのは難しいかもしれません。しかしクジラを愛する人はこの地球上にたくさんいてその人達の心は毎年この時期になると苦しく悲しくなるということを分かってほしいと思います。日本人として南極捕鯨問題に無関心なのは情けないことですが、まともな情報を提供せず一部の人間の利益の為に捕鯨活動を続ける日本政府には憤りを覚えます。
日本メディアで環境団体シーシェパードは「エコテロリスト」と報道されていますが、シーシェパードは国際海洋生物保護法を施行、駆使する世界唯一の環境保護団体です。我々は違法に殺戮され取引される海洋生物の声を反映し実際に殺戮が行われている現場に赴きカメラで記録、違法行為を抗議、即刻中止してもらいように呼びかけます。
シーシェパードは特定の国や文化を否定しません。
海洋エコシステム保全の為、そして地球上全ての命の為に活動し法律に反する行為・犯罪にのみ抗議します。
南極捕鯨の事実を伝えるため私シーシェパードの日本人乗組員は今後もスティーブ・アーウィン号からメッセージを発信したいと思います。
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http://www.seashepherd.org/news-and-media/news-080626-1.html
26 jun 08
2008 whale defence campaign operation Musashi
The name Operation Musashi was chosen to reflect Sea Shepherd's approach of aggressive, yet nonviolent, confrontation and the increasing global awareness of Japan's ongoing illegal whaling activities; thus the crossed feather pen and katana (sword) under the skull with the imbedded sperm whale and dolphin yin-yang symbol. The Banzai flag background gives reference to the ecological imperialism that Japan is committing against the whales of the Southern Ocean.
2008年度Operation武蔵について
次のキャンペーン名である「武蔵」はシーシェパードの積極的且つ非暴力の姿勢を反映していて、日本の違法捕鯨に対する意識を世界的に高めるために選ばれました。キャンペーンロゴの羽ペンと刀の交差は、どくろの額に描かれているマッコウクジラとイルカの陰と陽のシンボル、背景の万国旗は「生態系帝国主義」、日本は南極海のクジラを支配していることを表しています。
Miyamoto Musashi (1584-1645) was the greatest samurai warrior, strategist, and tactician of all time and is a personal role model and hero of Captain Watson, who incorporated Musashi's ideas into his book Earthforce! An Earth Warriors Guide to Strategy. Sea Shepherd intends to transform Setsuninto - the sword {harpoon} that takes life - to Katsujinken - the sword {harpoon} that gives life. Sea Shepherd's ship, the Steve Irwin, will be outfitted with a very special harpoon for this year's campaign.
宮本武蔵(1584-1645年)は偉大な侍武士、戦略家、戦術家であり、キャプテン ポール・ワトソンにとって人生のお手本となる人物です。ワトソンの著書「Earthforce~An Earth warriors guide to strategy~」にも武蔵の思想は取り上げられています。シーシェパードは「殺人刀(せつにんとう)」、命を奪う刀(ハプーン)を「活人剣(かつじんけん)」、命を守る刀(ハプーン)に変えるつもりです。シーシェパードの船スティーブ・アーウィン号は特別なハプーンを今年のキャンペーンのために用意しています。
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http://www.seashepherd.org/news-and-media/editorial-080812-1.html
12 aug 08
Operation musashi Q and A with Captain paul Watson
Operaration武蔵についてのQ&A
Commentary by captain paul Watson
Founder and president of sea shepherd conservation society
返答者:ポール・ワトソン(環境団体シーシェパード創始者)
Why did you choose the name Operation Musashi?
なぜ「武蔵」という言葉を次のキャンペーン名にしたのか?
Captain Paul Watson: There has been a perception, thanks to some Japanese media, the Japanese Institute for Cetacean Research, and some non-governmental organizations that the Sea Shepherd Conservation Society is an anti-Japanese organization. Nothing can be further from the truth. Both the Executive Director of Sea Shepherd Kim McCoy and Sea Shepherd Development Director Alex Earl have lived in Japan. I've been to Japan myself many times and I was once a student of Kendo and I'm well read in Japanese history and literature. In truth we very much respect Japanese culture and that is why I thought it appropriate to name this campaign in honour of one of the greatest samurai legends in Japan - Miyamoto Musashi.
キャプテン ポール・ワトソン:日本のメディア、日本鯨類研究所やいくつかの非政府団体が一方的に作り出したシーシェパードの「アンチ日本」というイメージを改善するためです。実際、シーシェパードの執行役員Kim McCoyと開発役員 Alex Earlの二人は日本に住んだことがあります。私自身、日本に何度も訪れ剣道を習った経験があり、日本の文学や歴史にも親しんできました。私達は日本文化に尊敬の念を抱き、それが今回のこのキャンペーン名を選んだ理由です。日本で最も有名で強かった侍「宮本武蔵」に敬意を払っています。
Who was Musashi Mymamoto?
「宮本武蔵」とは誰ですか?
Captain Paul Watson: He was a ronin warrior, born around 1584. He fought at the battle of Sekigahara in 1600 at the age of 16 or 17. He was a self taught master of the sword and became one of the greatest military strategists in history. Most importantly he believed that the purpose of a sword was not to kill or injure but to maintain the integrity of the Emperor, to subdue devils and to drive out evil. He carried the sword to maintain integrity and not for personal profit or power. He also wrote of the twofold way of pen and sword, in other words that the pen was equal to the sword and confrontation when necessary, must be accompanied by education and communication.
キャプテン ポール・ワトソン:武蔵は浪人武士で1584年頃生まれました。彼は1600年の「関が原の戦い」に16、7歳の若さで参加しました。武蔵は独学で刀を学び、のちに日本の歴史上最も優れた軍人戦略家となりました。一番重要なことは、彼の「刀は人を傷つけたり殺すために使うのではなく高潔な将軍を擁護するため、己の悪魔を制圧し抹消させる ために使うものだ」という考えです。武蔵は個人的な利益や権力の為ではなく自らの規範を保つために刀を保持していました。また刀と筆の二刀流についても執筆していて、筆は刀と同等の力があり物事に対決しなければいけない際は教育とコミュニケーション(通信)の両方を駆使しなければいけないと考えていました。
What does a swordsman have to do with Conservation?
環境保護と剣術家はどんな関係があるのか?
Captain Paul Watson: When Musashi laboured to the fields to understand the way of farmers he observed that his sweat attracted flies. He took the view that the flies were only going about their business just as he was going about his. He regarded them as fellow creatures. That was a biocentric observation.
Musashi believed that to be a warrior he also had to be a poet, an artist, a farmer, a philosopher and most importantly he had to understand the laws of nature. He was in fact a deep ecologist.
キャプテン ポール・ワトソン:武蔵が農民として生活していたある日、彼の汗に惹き付けられた蝿に目を奪われました。しばらく蝿を観察しているうちに蝿がせわしなく動き回っている姿は自分が仕事に終われて動き回っている姿となんら変わりがないということに気が付きました。この瞬間から、武蔵は蝿を同じ仲間だと認識しました。他の生き物の命を尊重した考えです。
武蔵は武士であるということは同時に、詩人、芸術家、農民、哲学者でなければいけないと信じていて最も大切なことは「自然の摂理」を理解することだと感じました。今でいう生命平等主義者だったのです。
What impact did Miyamoto Musashi have on your life?
あなたの人生に武蔵はどのような影響をもたらしましたか?
Captain Paul Watson: I discovered Musashi when I was a student of Kendo, the Japanese art of sword fighting. His book, The Book of Five Rings had a profound impact on me and I used it as one of three books as the basis for writing my book Earthforce! The other two sources were The Art of War by Sun Tzu and The Laws of Media by Marshall McLuhan.
キャプテン ポール・ワトソン:日本の芸術である剣道を学んでいた時に武蔵について知りました。彼の著書「五輪書」には大変な影響を受け、武蔵の生き方や考えは私の執筆したEarthforce!の基礎となっています。他にはSun Tzuによる「The Art of War」やMarshall McLuhanの「The Laws of Media」に影響を受けました。
Musashi taught that the Way of the Warrior was the resolute acceptance of death. In other words he taught how to deal with fear and once fear is conquered, all things are possible. I have to say that was and continues to be the most important lesson that I ever received. Musashi taught me the art of fearlessness.
武蔵から武士道は「死を毅然と受け入れること」だと学びました。言い換えると、己の恐怖と対決し、恐怖が克服された際は何事も可能だということです。これは私の人生で最も重要なレッスンです。武蔵は私に「恐れを知らない芸術」を教えてくれました。
Musashi is depicted in a famous painting by Kuniyoshi Utagawa slaying a whale. Isn't that a problem for Sea Shepherd's image?
歌川国義による有名な絵画に武蔵がクジラを殺している様子が描かれています。これはシーシェパードにとって悪いイメージですか?
Captain Paul Watson: Only if it were true! Kuniyoshi painted that whale allegedly being slain by Musashi in the mid-19th Century, some 350 years after Musashi was born. There is no historical evidence that Musashi killed a whale and like many legendary figures, stories have been embellished and fabricated with a real life hero fitted into the fiction. It's no different than St. Patrick driving the snakes out of Ireland (he didn't) or St. George slaying a dragon. (he didn't). Musashi is to Japan what Robin Hood is to England, a legendary figure, and an outlaw with numerous contradicting stories about him. My studies of the man have convinced me that he was someone with a great respect for nature and the only way he would use his sword on a whale were if the whale was beached and dying and he needed to alleviate the suffering of the animal.
キャプテン ポール・ワトソン:それが事実ならね!伝えられるところでは、国義は武蔵がクジラを殺している様子を武蔵が誕生した350年後、19世紀半ばに描きました。歴史的に武蔵がクジラを殺したという事実はありませんし、他の歴史的人物同様、こういう話は実用生活に結び付けるため捏造された可能性があります。日本における武蔵の伝説は、イギリスでのRobin Hoodと同じです。私による武蔵の理解は自然に大変な尊敬を表し、海岸にクジラが打ち上げられてしまい死を待つような状態・・・痛みや苦しみを解放する時のみクジラを殺したでしょう。
Do you think that using Musashi's name will anger some Japanese people?
武蔵という名前を使うことによって一部の日本人から反感を買うと思いますか?
Captain Paul Watson: It may be, but my intention is not to anger anyone. Only those who do not understand Musashi would be angered by us doing him honour as a sensei. My intention is to have Musashi inspire my crew to pursue a strategy to protect whales from illegal whaling. It is not the Japanese people who are killing these whales. It is a small group of special interest people profiting from illegal whaling and dishonouring the nation of Japan by doing so. Musashi was a samurai and the definition of samurai means to serve. We in Sea Shepherd serve our clients, the whales and we do it with a 100% resolve to protect and defend them. These are samurai values and very much in accordance with the traditional samurai values of Japan.
キャプテン ポール・ワトソン:反感を買うかもしれません。しかし私は日本の方々を不快にさせるためにこのキャンペーン名を選んだのではありません。武蔵を知らない人は我々が彼を先生として慕うことに反感を覚えるかもしれません。私の目的は、武蔵という偉大な人物がシーシェパードのクルーを奮起させ違法捕鯨からクジラを守るということを再確認させることです。一般の日本人が捕鯨をするのではなく、違法捕鯨から利益を得る少数の日本人が日本に不名誉な評判を与えているのです。武蔵は侍であり、侍の定義は仕えるということです。我々SSはクジラに仕え、クジラを守るためには全力を尽くします。この考えは侍魂であり、日本における伝統的な侍の価値観と同じです。
There are some who say that whaling is a Japanese tradition?
一部の日本人は捕鯨は日本の文化だと言いますが?
Captain Paul Watson: It is not. Modern pelagic whaling was initiated by General Douglas MacArthur in 1946. He established the modern whaling fleet. There was some local whaling in a few scattered villages in Japan going back a few centuries but whaling in itself was never part of the tradition of the average Japanese citizen. This is like saying because people in Higgins, Pennsylvania, where they shoot captive pigeons for fun represents a traditional American value, or because people are into cock-fighting in a few rural villages in America, this represents the tradition of the United States. The Japanese are a civilized people and the slaughter of whales and dolphins is a barbaric practice and because a few Japanese people do it, that does not represent the attitude of the nation.
キャプテン ポール・ワトソン:文化ではありません。遠洋捕鯨は軍司令官ダグラス ・マッカーサーによって1946年に始まりました。彼が現代の捕鯨船団を設けたのです。近海捕鯨はある特定の地域、いくつかの漁村で数世紀に渡り行われていましたが、一般の日本人にとって捕鯨は日本の「伝統」ではありませんでした。これは米国東部ペンシルベニア州ヒギンズでスポーツ感覚で行われる鳩の狩猟、いくつかの限られた地域で行われていた闘鶏がアメリカの伝統だと思われていることと同じです。日本人は道徳性の高い人々でありクジラやイルカの殺戮は野蛮な風習です。少数の日本人が捕鯨を行うだけで国全体の試みではありません。
Is the fight to protect the whales in the Southern Ocean Whale Sanctuary dangerous?
南極クジラ保護区におけるクジラの保護活動は危険ですか?
Captain Paul Watson: Yes it is for us, and it is for the whales, but not so much for the Japanese whalers. The whales are dying in horrific agony. We have been shot at and concussion grenades have been thrown at us and our lives have been threatened.
The whalers know that we have not, cannot, and will not injure them. We must protect the whales without inflicting injury against an enemy that has no hesitation about killing and little respect for life.
But this is something that Miyamoto Musashi would understand. He would understand our dilemma and he would see, as we are seeing, that strategies can be implemented to protect life without taking life, to avoid injury without inflicting injury.
What we are doing is very much in accordance with traditional Japanese samurai values.
We are challenging the whalers in the most remote and hostile waters on the planet and we are confronting them face to face, we are taking their blows and deflecting them and we are striking back with the pen and only using the flat edge of the sword, something that Musashi was very adept at doing.
キャプテン ポール・ワトソン:はい、我々にとってクジラの保護活動は危険を伴うものですが日本の捕鯨船団にとってはそうではありません。クジラは激しい苦痛の上死んでいきます。日本の捕鯨船団に我々も襲撃されましたし手榴弾の攻撃によって生命が危機にさらされました。捕鯨船員たちは我々が今まで彼らを傷つけたことがないこと、傷つけられないこと、これからも傷つけないことを知っています。我々は何のためらいもなくクジラを殺し、生き物に対する尊敬が全くない相手にけがを負わせることなくクジラを守らなければいけないのです。
宮本武蔵なら私の試みやジレンマを理解し、我々の戦略、一人/一頭の負傷者や死亡者を出さずに最善の注意を払いクジラの保護活動を実行していることが分かるでしょう。シーシェパードは伝統的な侍の価値観に従って行動をしています。
我々は地球上で最も危険な南極海で捕鯨船からの攻撃を跳ね返し立ち向かっています。
シーシェパードは武蔵がよく利用した筆の力と刀の峰(背)を使い反撃します。
Will Sea Shepherd win?
シーシェパードに勝ち目はあるのか?
Captain Paul Watson: Yes we have already won or I should more accurately say, the whales who we serve have already won. Over 500 of them won their lives last season.
Musashi understood that a battle must be won before it begins. The whalers have already lost and they will retreat.
They are stubborn like the cowardly students of the Yoshioka school that Musashi defeated. They were a nuisance for some time but they had already lost before Musashi struck the first blow.
The same holds true for the whalers. They fight without honour and they are criminals whose activities run contrary to nature. It is only a matter of time until they retreat from the Southern Ocean forever. For our part, we have won because we knew before we began that we would never retreat or surrender. No matter what obstacles they throw up before us we will brush them aside and we will stay focused.
We entered this campaign with the resolve to defend the whales and to drive their killers from the Sanctuary and that is what we are doing and that is what we will accomplish.
Yoda would say, "the force is with us." Musashi would say that the heavens smile upon us but one thing my heart tells me without hesitation or doubt is that we will achieve peace for the whales and we will silence the harpoons in the Southern Oceans.
キャプテン ポール・ワトソン:シーシェパードはこの戦いで有利な状況にいますし、正確に言うと、我々が仕えるクジラはすでに勝利しています。前回のキャンペーンでは500頭以上ものクジラが勝ち残りました。武蔵が戦う前に勝利を予知していたように、私は捕鯨船団はすでに負けていて退却することを知っています。まるで彼らは武蔵が倒した、吉岡道場の頑固で卑怯な門下生のようです。彼らは武蔵にとって煩わしい対象でしたが、武蔵が最初の一撃を打つ前からすでに負けていました。
捕鯨船団も何の変わりもないです。彼らは道義心なしで戦い自然界に反した活動を行う犯罪者であり、彼らが南洋海から永遠に退却するのは時間の問題でしょう。我々は捕鯨という戦いが始まる前から退却も降参もしないと分かっているので、勝利はすでに我々のもとにある。どんな妨害があろうとも彼らは我々より先に降参するし、我々はクジラの保護に集中し続けます。
このキャンペーンの目的、または我々が成し遂げようとしていることはクジラの保護及び日本の捕鯨船団をクジラ保護区域から退却させることです。
Yoda would say, "the force is with us." Musashi would say that the heavens smile upon us but one thing my heart tells me without hesitation or doubt is that we will achieve peace for the whales and we will silence the harpoons in the Southern Oceans.
スターウォーズに登場するヨーダーなら「Force(精神的な力)が我々と共にありますように」と言うでしょう。
武蔵なら「天はわれわれに微笑んでくれるであろう。ただ一つ躊躇も疑いもなく自らの心が訴えるのは、南洋海でハプーンの音を二度と鳴り響かせないこと、クジラに平和を与えることだ」。
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