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磐越西線、郡山に新駅 福島県農試跡地が有力 JR東方針

 JR東日本仙台支社は26日、福島県郡山市の磐越西線郡山−喜久田間(7.9キロ)に新駅を設置する方針を明らかにした。里見雅行支社長が定例記者会見で「市と正式な協議を始めた」と表明した。
 設置場所は、郡山市富田町の福島県農業試験場跡地(県有地)が有力。周辺には奥羽大や同大歯学部付属病院、高校などがあり、住宅建設や商業施設の進出が目覚ましく、人口が増加している。
 市がJRに設置を求めた「請願駅」で、市は1日約3000人の利用を見込む。6両編成の列車が停車できるホームを備えた駅を想定。施設の設置案には駅舎、広場、駐輪場を盛り込んだ。建設費は市が負担する。市は12月中にJRと基本設計の委託契約を締結する。
 里見支社長は「郡山−喜久田間は駅間が長い。多くの人が住んでおり、新駅を設置すればそれなりの利用があると判断した。詳細は決まっていない」と説明した。
 原正夫市長は26日の記者会見で「(設置場所の周辺は)教育や医療の施設があり、通勤・通学での利用が見込める」と新駅の意義を強調した。


2012年11月27日火曜日


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