トップページ社会ニュース一覧北海道 1万8000世帯以上で停電
ニュース詳細

北海道 1万8000世帯以上で停電
11月27日 9時11分

北海道 1万8000世帯以上で停電
K10037738311_1211270913_1211270921.mp4

北海道の太平洋側では、強い風と雪のため1万8000世帯以上が停電するなどの影響が出ています。

北海道電力室蘭支店によりますと、午前7時半の時点で、室蘭市と登別市、それに伊達市で合わせて1万8550世帯が停電しているということで、北海道電力が復旧作業を急いでいます。
室蘭市の日鋼記念病院と市立室蘭総合病院ではいずれも停電のため、27日朝から外来患者の診療を取りやめています。
入院患者の治療は自家発電機で対応しているということです。
室蘭市の防災対策課によりますと、午前7時半の時点で、屋根がはがれたり、木が倒れたりしたといった情報が消防本部などにおよそ30件寄せられているということです。
室蘭市役所の本庁舎は停電が続いているため、非常用の自家発電機を動かして防災担当の職員が対応しているということです。
また、室蘭市と登別市では市内のすべての小中学校が臨時休校となり、伊達市も市内の15の小中学校のうち7校を臨時休校することを決めました。
交通への影響です。
JR北海道によりますと、JR室蘭線は午前5時前から苫小牧と長万部の間で運転を見合わせています。
また、函館線や室蘭線の札幌と函館や室蘭を結ぶ特急列車14本と、千歳線や日高線などの普通列車38本の、合わせて52本が運休となりました。
高速道路も道央自動車道が長万部インターチェンジと白老インターチェンジの間の上下線と、滝川インターチェンジと深川ジャンクションの間の下り線が通行止めになっています。

[関連ニュース]
このページの先頭へ