鷹の160キロエースの誕生も夢じゃない!? 日本ハム・栗山監督がドラフト1位指名した大谷(花巻東)と初交渉した26日、ソフトバンク内で将来的な大谷獲得を期待する声が噴出した。米大リーグ・ドジャースとのホットラインを利用したウルトラCで、数年後に剛腕の“逆輸入”を熱望しているという。一体、どういうことなのか…。
ソフトバンク・大谷誕生——。あまりに壮大でとっぴな話だが、ホークスには“武器”がある。大谷が良好な関係を築いているドジャースとのホットラインだ。球団関係者が明かす。
「実は昨年、経営悪化しているド軍から孫オーナーへ球団買収の話が舞い込んできたそうなんです。日本を代表する資産家である孫オーナーに助けてくれ!というわけで。孫オーナーのブレーンが極秘渡米してド軍と交渉したようで、結局は買収見送りとなりましたが、それ以来、両者の関係は継続中です」
ド軍といえば、大谷が日本ハム入りを拒否すれば入団先の最有力候補。仮に大谷がド軍入りを決断した場合、ソフトバンク—ド軍のホットラインが生きるというわけだ。
「大谷のド軍での活躍、動向をチェックしやすくなりそうだからね。大谷が数年後に日本球界復帰を希望すれば、いち早く動くことが可能になりそうだし」と球団関係者は舌なめずりする。
ソフトバンクは“みちのくの剛腕”を高く評価していた。ドラフト前日の10月24日には、王球団会長がメジャー表明していた大谷の動向を「最後の最後までチェックしたい」と1位指名を示唆していたほど。かねてから孫オーナーは現役メジャーリーガーの獲得を熱望しており、ド軍を経験した数年後の大谷はその条件に合致する。
もちろん、ソフトバンクが獲得に至るには、大谷がド軍入りを決断するという大前提がある。アマチュア選手が日本のドラフトを拒否し海外球団に入団後、日本球界に復帰する際は高卒選手は3年間、日本球団と契約できない「田沢ルール」も残っている。
だが、ウルトラCとも言える“大谷獲得長期計画”は、世界一球団を目指すソフトバンクなら夢物語ではなさそう。それだけにホークスサイドは、大谷と日本ハムの交渉の行方を注意深く見守っている。
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