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「おこなう」の送り仮名は、「行なう」ですか、「行う」ですか。どちらも見かけま...
ka1123kaさん
「おこなう」の送り仮名は、「行なう」ですか、「行う」ですか。どちらも見かけますが、今はどちらが主流ですか。どちらを使う方がよいのですか。
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- 質問日時:
- 2007/8/9 08:39:30
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- 解決日時:
- 2007/8/24 03:10:36
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- 回答数:
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ベストアンサーに選ばれた回答
新聞・雑誌や政府発表文書・学校教科書は、「行う」を基本としています。
一部の専門誌、あるいは文筆家個人が自由に書ける場では「行なう」が使われる文書が見られます。
現代では「行う」のほうが主流だといえます。
現代日本語での送り仮名の付け方は、1973年6月18日付の内閣告示(昭和48年内閣告示第2号、送り仮名の付け方)がよりどころとされます。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=list&id=1000003931&clc=10...
これにより「おこなう」については、通則1の【本則】(基本的な法則)により、活用語尾を送ることから「行う」と表記します。
http://www.bunka.go.jp/kokugo/main.asp?fl=show&id=1000001761&clc=10...
ただし、同じ通則1についての【許容】(慣用により、本則以外に、これによってよいもの)で、「行なう」の表記が例示されています。
大手マスコミ(日本新聞協会加盟社)の刊行物、政府が作成する文書、文部科学省検定教科書では、基本的に【本則】に従い【許容】は採用しないことを決めていることから、「行う」と表記します。
そのため、【許容】による書き方(行なう)は、個人として自由に表記できる文書、独自の表記方針を定めている専門出版社の出版物などに限られることになります。
どちらを使うほうがいいかというと、私としては「行う」のほうがいいと思います。
ただ、制約がない場で書くのなら個人の自由です。
といっても、「行う」を「行なう」と書くと、「表す」は「表わす」、「断る」は「断わる」、「賜る」は「賜わる」というように、【許容】の方法で合わせないと表記方法の統一感がなくなります。
特別に【許容】のほうが好きだと思わない限りは、コンピューターの文字入力ソフトでも採用されている【本則】のほうが無難かつ安全であると同時に、読み手にとってわかりやすいと思います。
- 編集日時:2007/8/9 10:47:21
- 回答日時:2007/8/9 10:46:04
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現在の標準的な送り仮名は「行う」ですが、以前はどちらでもよかったのです。
活用語尾を送るという原則によれば「行う」になりますが、接尾語の類は送るというきまりを適用すれば「行なう」となるべきです。
「伴なう」「占なう」「商なう」「誘(いざ)なう」「諾(うべ)なう」「行なう」の「なう(なふ)」は接尾語ですから、送り仮名にするのを本則とし、
誤読のおそれがなく慣用が定着しているものは、活用語尾ではない「な」を省い【てもよい】。――
とされてしかるべきでした。
ただし、以上はへそ曲がりのつぶやきに過ぎません。
質問に即して言えば、「行う」が現在のスタンダードです。
- 編集日時:2007/8/9 09:00:47
- 回答日時:2007/8/9 08:52:49