政治【衆院選】維新ドタバタ 公認候補辞退続出「ガラクタ市のようだ」 +(1/3ページ)(2012.11.27 14:18

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【衆院選】
維新ドタバタ 公認候補辞退続出「ガラクタ市のようだ」 

2012.11.27 14:18 (1/3ページ)
米沢市で応援演説を行う橋下徹・日本維新の会代表代行(杉浦美香撮影)

米沢市で応援演説を行う橋下徹・日本維新の会代表代行(杉浦美香撮影)

 次期衆院選で「第三極」の核とされる日本維新の会で、立候補予定者の差し替えや公認辞退者が相次ぐなど、擁立準備作業が混乱している。変更は「選挙資金が用意できない」といったことが理由だが、太陽の党との合流もあり、政策のすり合わせをしながらの擁立作業。あまりのドタバタぶりに、内部からは「次の心配は、公示日に公認候補がちゃんと立候補届け出をしてくれるかどうか」という声すら上がっている。

 ■公認は大幅減

 「もうその地域での擁立はないと思っていいです」

 24日、大阪市中央区の日本維新本部で開かれた第5次公認発表。地方紙記者の質問に、東徹総務会長は力なく答えた。

 維新幹事長の松井一郎大阪府知事は当初、候補者擁立目標を350程度と明言していたがトーンダウン。その後、「過半数の241人」、「全国の『1区』はすべて擁立」と、徐々に下方修正してきた。

 これまで候補者を明らかにできていない維新の空白区は7県。東総務会長は「どこでも、という人がいれば空白区に立てる」と話すが、空白区はなかなか埋まらない。「努力しているが時間がない。もう無理でしょ」とため息をついた。

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